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次期学長候補に上野教授(法学部)を銓衡しました

2023年12月11日
明治大学 広報課

次期学長候補の上野正雄教授(法学部)次期学長候補の上野正雄教授(法学部)

明治大学連合教授会は12月9日、次期学長候補として、法学部教授の上野正雄氏を銓衡しました。現明治大学長が、2024年3月31日をもって任期満了となることを受け、学校法人明治大学寄附行為施行規則第5条の規定に基づき銓衡したものです。
 
任期は2024年4月1日から2027年3月31日までの3年間。正式には2024年3月29日開催の評議員会を経て理事長から任命される予定です。
 
副学長候補には、農学部教授の浜本牧子氏が選出されました。副学長のうち1名は、副学長に関する規程第3条に基づき、学長候補が副学長候補を指名することとなっており、学長候補の銓衡と併せて選出され、理事会で任命されます。
 

上野 正雄(うえの・まさお)

1980年 明治大学法学部卒業
1992年 司法研修所司法修習生 1994年から9年間、裁判所裁判官として勤務
2003年 法学部助教授
2004年 法科大学院法務研究科助教授
2007年 法学部准教授
2010年 同教授
副学長(広報担当)、学長室専門員長、法学部長など歴任
 

研究分野

犯罪学、犯罪者処遇法、少年法

主な著書・論文

  • 論文「少年被告事件と裁判員裁判 刑事立法の動向と法解釈」(2021年)
  • 著書『ビギナーズ少年法 第3版』(共著)(2017年)
  • 論文「脳科学・神経科学の進歩と少年司法 犯罪社会学研究」(2017年)
  • 論文「少年審判における処分の決定 犯罪心理学事典」(2016年)
  • 論文「厳罰化と保護処分 NCCD全国犯罪非行協議会」(2015年)
  • 論文「保護処分の正当化根拠-侵害原理と保護原理 刑事法学におけるトポス論の実践 」(2014年)
  • 論文「韓国刑法改正における保護監護制度の再導入 法律論叢 」(2012年)
  • 論文「早すぎた構成要件の実現 刑法ゼミナール 総論」(2012年)
  • 論文「刑事司法の民主化 法律論叢」(2010年)
  • 論文「少年法の適用年齢について 法律論叢」(2009年)
  • 論文「罰金刑の合理化 法律論叢」(2009年)
  • 論文「情状鑑定 社会のなかの刑事司法と犯罪者」(2007年)
  • 論文「少年審判事件における被害者等からの意見聴衆のあり方 法律論叢」(2005年)
  • 論文「要保護性不存在と非行事実認定の要否 NCCD全国犯罪非行協議会」(2002年)
  • 論文「保護観察期間を考慮した収容継続 別冊ジュリストNo147少年法判例百選」(1998年)

浜本 牧子(はまもと・まきこ)

1980年山梨大学工学部卒業、1986年東京大学大学院博士課程修了。2004年明治大学農学部助教授、11年同教授。副学長(学務担当、広報担当、学長室専門員長)など歴任。博士(農学)〈応用微生物学〉