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体育会少林寺拳法部が第57回少林寺拳法全日本学生大会で多数の上位入賞を果たしました

2023年12月20日
明治大学 広報課

(写真=どちらも少林寺拳法部)(写真=どちらも少林寺拳法部)

男子三段以上の部・神嵜選手と城澤選手男子三段以上の部・神嵜選手と城澤選手

体育会少林寺拳法部は、11月5日に日本武道館で開催された第57回少林寺拳法全日本学生大会に出場しました。

組演武、単独演武、三人掛、団体演武、立合評価法など23種目に分かれて技術度・表現度の審査項目で競い合う同大会で、最高段位2部門含む3部門制覇、その他の種目においても多数の部門で入賞を果たしました。その結果、男子総合、女子総合のどちらも3位、両方を合わせた総合3位という成績を残しました。

本学の成績と、山田真良監督(1989年農卒)および各選手のコメントを以下に掲載します。

明治大学の入賞者、成績

・男子三段以上 1位 神嵜真季(政経4)・城澤大河(政経2)
・女子二段以上 1位 中野なつみ(商4)・田中夢真(政経2)
・男女二段以上 2位 中本凜(政経3)・日光駿太(商2)、3位 小田翔(商3)・片庭来美(商1)
・男子三人掛 3位 舩戸綜馬(理工4)・本橋優(総数4)・鈴木出海(政経1)
・男女茶帯 1位 河上紗歌(国日2)・三浦大知(商2)
・単独有段 5位 坂本莉来(法3)
・単独段外 4位 野崎凜(政経1)
・団体の部 2位
・男子総合 3位
・女子総合 3位
・総合 3位

山田 真良 監督

「自分自身と部に誇りを持てる組織」熱い心を持つ主将たち4年生の方針でした。
この“熱い思い”は後輩達に伝播し、監督コーチ陣を動かし、1人残らず全員で団結して今年度も“前へ”進んで来ました。そして日々の修練内容の徹底的な見直しから始めました。

9月の新人大会より結果が出始め、続いて10月の世界大会では、1~3位を各々の部門にて獲得するまで成長しました。年間総決算である11月の全日本学生大会では、男子総合3位、女子総合3位、総合第3位となり、学生達は本当に良く頑張りその姿に感無量でした。目標に向かい全力で邁進した『過程』を大切にして来た第61代幹部達に、本当に良く頑張ったと、心の底からおめでとうと伝えました。

来年度は第62代の新幹部達が、小田主将を中心に部を運営して行きますが、引き続き明大少林寺の精神である“逃げない!諦めない!負けない!”で“自ら限界を作らない!”で“明大魂を忘れずに!”そして、明治の前へ!の精神で、感謝の気持ちを決して忘れずに人間力を磨いて前進して行きます。

神嵜 真季 選手(主将)

最高の1分51秒でした。学生最後の大会でここまで満足のいく演武ができたのも、努力に貪欲な最高の相方、城澤が居たからです。そんな城澤を始め、私を支えてくださった全ての方へ、感謝の気持ちを伝えるためにコートに入り、最高の演武ができ、大変満足しています。また、城澤はまだ2年部員のため、この先も日本一の努力をし続け、彼にとっての「最高」を更新していってほしいです。

また、この1年間、「自分自身と部に誇りを持てる組織」を目指し、結果よりも過程に拘りながら、日々全力で精進してきました。目標としていた全日本総合優勝を達成できなかったことは大変悔しいですが、大会直後、部員全員が4年間で一番良い顔をしていたため、この部の成長を確信でき、大変うれしかったです。

そして、「日本一になるためには日本一の努力が必要」と掲げていたように、私たちの努力はまだまだこれからということもわかっています。次の世代がどのように今を超え、全日本総合優勝を掴んでくれるのか、非常に楽しみです。心の底から応援しています。

中野 なつみ 選手(副将)

たくさんの方に支えていただき、目標であった1位を獲得できました。結果よりも過程を大事にしてきたこの4年間が間違いでなかったと証明できたことがうれしいです。総合結果はくやしいものとなりましたが、頼もしい後輩たちがこのくやしさをバネにしてくれると確信しています。今後も明治大学体育会少林寺拳法部をお願いいたします。

河上 紗歌 選手

昨年のリベンジを達成でき、安心とうれしさを強く感じました。ご指導くださった先輩方、応援してくださった方々に感謝しかございません。今後も自身の目標を達成し続けられるよう、引き続き精進します。

城澤 大河 選手

全日本学生大会という大舞台で主将と組ませていただくことにプレッシャーも感じていました。しかし、神嵜主将は私の可能性を信じてくださり、ご指導をいただいたおかげで、協力して演武を作り上げて行くことができました。演武の直前に、神嵜主将と、誰よりも楽しむこと、少林寺拳法に対する愛を誰よりもぶつけることを誓い合い、コートに立ちました。決勝のあの約2分間は、今でも脳裏に焼き付いていて、最高に楽しかったです。ご指導いただいた神嵜主将、監督やコーチ、OB OGの先輩方、誠にありがとうございました。気持ちを新たに、おごることなく今後も精進してまいります。

田中 夢真 選手

今回の大会の結果は、率直にとてもうれしいです。短い修練期間でしたがいつか組みたいと密かに思っていた中野先輩と組め、普段の修練も大会当日もとても良い演武ができ満足です。この結果に満足せずこれからもひたむきに修練に励みたいと思います。ありがとうございました。

三浦 大知 選手

関東新人大会で悔しい思いをしてから、全日本学生大会で雪辱を果たすべく、ひたむきに努力してきました。自分たちの課題と向き合いながら、多くの人に支えられてこのような結果が出せたことを大変うれしく思います。これからも感謝の気持ちと明治の誇りを持って精進します。