本学顧問で、元内閣総理大臣の村山富市氏(1946年専門部政治経済科卒)が17日にご逝去されました。
ご訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。
村山氏は本学卒業後、1972年に衆議院議員総選挙に立候補し、トップで初当選。1994年に内閣総理大臣就任。在任期間中は阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件など国家の危機管理に関する大規模災害や事件が発生し、激動の中その対応に当たられました。
1996年から本学顧問、2003年から2023年まで明治大学校友会名誉会長を務め、明治大学発展のために寄与いただきました。また、1994年に明治大学名誉博士の学位を贈呈しています。
村山富市様の生前のご功労に心より感謝申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
元名誉会長村山富市先生の訃報に接して
突然の訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
村山先輩は、政治家として日本の舵取りを担われた偉大な方でありながら、「トンちゃん」の愛称で親しまれ、国民からも愛された人間味あふれる存在でした。
政界引退後は、全国校友大会等の校友会活動にも積極的に参加いただき、その温かなお人柄で全国各地の校友と気さくに親交を深められました。
また、昨年に村山先輩の百寿のお祝いのためにご自宅へ伺った際には、とてもお元気な姿でお迎えいただき、我々後輩を激励されたことが昨日のことのように思い出されます。
もう、直接ご指導賜ることは叶いませんが、これからも天国から校友会をお見守りくださるようお願い申し上げます。
2025年10月17日
明治大学校友会
会長 北野 大