被災地出身の明大生らが企画 ~復興と支援の最前戦を学ぶ~
連続研究講座「復興学・支援学」を開催
5/25は前岩手県知事が講義
東日本大震災で被災した東北地方出身の明大生を中心に組織した学生団体「ARCH(アーチ)」主催の連続研究講座「復興学・支援学」を明治大学和泉キャンパスで開催しています。
この講座は、被災地でのボランティアや復興支援にあたってきた大学生たちが企画したもので、震災復興や被災地支援活動の最前線で活躍している講師を招き、7月6日まで12の講座を開講します。次回5月25日には元総務大臣・前岩手県知事の増田寛也氏も講師として登壇します。
4月27日に開かれた第1回講座には、学内外から約80名の学生らが参加しました。ARCH代表の佐藤柊平さん(農学部3年、岩手県出身)は「震災から1年以上経過した現在も取り組むべき課題は多い。『この人なくして震災復興は語れない』というような講師陣を迎え、さらに復興支援の輪を広げたい」と話し、多くの学生の参加を呼び掛けています。
講座は参加無料、要事前申し込み。
地域支縁団体ARCHは東日本大震災被災地の復興と岩手県の地域活性化を目指して2012年4月1日に発足。メンバーは首都圏・東北の9大学の大学生12名。被災地沿岸部・岩手・他地域をつなぐアーチ=架け橋として岩手に関心を寄せるファンを増やし、故郷の復興や地域活性化を目指している。詳しくはHP(http://arch311.web.fc2.com/)へ。
◆連続研究講座「復興学・支援学」
開催期間 |
4月27日~7月6日 |
時間 |
16:40~19:20 |
場所 |
明治大学和泉キャンパス 第2校舎3番教室 (杉並区永福1-9-1) |
主催 |
地域支縁団体ARCH |
後援 |
明治大学地域連携推進センター 明治大学震災復興支援センター他 |
参考資料