東日本大震災から5年を迎えた今、震災の記憶の風化を防ぐため、明治大学震災復興支援センターは、ドキュメンタリー映画『新地町の漁師たち』の上映会を7月2日(土)、和泉キャンパスで開催します。同日は映画監督の山田徹氏と新地町の漁師さんの対談もあります。入場無料、事前申し込み不要(先着124人)でどなたでもご参加いただけます。
この映画は、福島県新地町の漁師たちを2011年6月から2014年11月3日の安波祭までの3年半の期間を撮影した記録映画です。東日本大震災による津波と原発事故が、漁業活動を生業としてきた福島県の漁師たちに、どのような影響を及ぼしたのか。福島の漁業者が自立した人間として本操業を行えるように、また福島が抱える多くの問題を考えるきっかけになるように製作されました。
映画『新地町の漁師たち』上映会
日時 |
7月2日(土)13時30分~16時20分 (13時開場) |
会場 |
明治大学 和泉キャンパス 図書館ホール (東京都杉並区永福1-9-1) |
参加費 |
無料 |
定員 |
124名(当日先着順) |
申込み |
不要(注:満席になった場合は入場をご遠慮いただきますので、ご了承下さい) |
主催 |
福島県新地町 |
共催 |
明治大学震災復興支援センター |
「明治大学震災復興支援センター」とは
本学では、本学各部門における東日本大震災の復興支援活動の支援などを目的に、2011年5月、「明治大学震災復興支援センター」を設置、現在、岩手県大船渡市、宮城県気仙沼市、福島県新地町と「震災復興に関する協定」を締結しています。本センターでは、被災地の教育機関や公共団体からの要請に応じ、祭りや学習支援などの学生ボランティア派遣を行うとともに、本学において復興支援に関する教育研究活動の情報収集・調整とその発信を行っています。
今後も、産官学連携による被災地支援を展開するとともに、復興支援に関する教育研究活動のプロジェクト化、風化を防ぐための事業を進めてまいります。