明治大学国際日本学部は、中野区や区内外の企業等との連携を深め、受講生が地域や社会の課題を自らみつけ、解決策を探ることで、学生の主体的な学びを推進する「社会連携科目」を2017年度からスタートします。
「国際化」「先端研究」「社会連携」をコンセプトに、2013年度に開設した明治大学中野キャンパス(設置学部:国際日本学部、総合数理学部)ではこれまでにも区や企業と連携し、教育・研究に取り組んできました。2017年度より国際日本学部では講義科目の中に、中野区、時事通信社、一般財団法人ダイバーシティ研究所と連携した「社会連携科目」を新たに開講します。
開講科目
春学期
社会連携科目A(中野区との連携)
テーマ:中野区長が論じる日本の地方自治
講師:田中大輔(中野区長)
概要:地方自治や行政活動の意義、役割等を学ぶとともに、自治体の今日的課題とその解決方策を考察する。
社会連携科目C(中野区との連携)
テーマ:中野区地域国際化実践講座
コーディネータ:山脇啓造(国際日本学部教授)
講師:中野区職員等
概要:中野区の地域国際化をテーマに地域の現状や課題を学ぶとともに、そうした課題の解決に向けて現場体験活動に取り組み、地域国際化に関する基本的かつ実践的な知識を身につける。
秋学期
社会連携科目B(時事通信社との連携)
テーマ:変動する世界とメディア
コーディネータ:蟹瀬誠一(国際日本学部教授)
講師:時事通信社記者
概要:報道の最前線にいる時事通信記者が日本と世界の現状と課題について論じる。
社会連携科目D(一般財団法人ダイバーシティ研究所との連携)
テーマ:ダイバーシティ社会の形成とソーシャル・ビジネス
コーディネータ:田村太郎(ダイバーシティ研究所代表理事)
講師:田村氏他
概要:多様な主体が活躍する社会づくりに向けて、事業的な手法で取り組む社会起業のあり方について学ぶ。