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プレスリリース

明治大学の産学連携成果「エイジングシート」を使用し、 日本初『発酵熟成熟鮮魚』の開発に貢献

2018年11月15日
明治大学

明治大学農学部・微生物化学研究室の村上周一郎教授が関わる産学連携研究成果の熟成製造技術「エイジングシート」が、川崎北部市場水産仲卸協同組合と明治大学発ベンチャーミートエポックの共同開発により、日本初となる「発酵熟成熟鮮魚」の開発に貢献しました。

日本人の魚消費量の低下により、国内の魚市場は混迷する中、川崎北部市場水産仲卸協同組合(所在地:川崎市宮前区、理事長:種村誠二)が川崎市北部市場として「新しいブランド」の確立を模索され、同市との連携・協力を進める本学の産学連携成果「エイジングシート」に着目し、「エイジングシート」を製造販売する本学発ベンチャーの株式会社ミートエポック(本社:川崎市多摩区、代表取締役社長:跡部 美樹雄、取締役 明治大学農学部教授 村上 周一郎)と共に開発を進めた結果、「エイジングシート」を使用して熟成された『発酵熟成熟鮮魚』の製品化に成功しました。

大学における高等教育の源は研究にあり、その活性化は大学の最重要課題の1つといえます。本学は、『明治』らしい特色を示す研究を推進し、かつその成果を社会へ還元するシステムを構築するために、2005年5月、学長のもとに明治大学研究・知財戦略機構を開設しました。この機構の中に、研究活用知財本部が設けられています。この組織は、本学の知的資産を社会に還元するために大学と社会を結びつけるリエゾン機能を担い、承認TLOやインキュベーションセンターの展開・拡充をはかることを意図しています。
本学は、今後も産学連携活動を通じ、広く社会へ貢献できる技術を発信してまいります。

「エイジングシート」とは
ドライエイジング法により製造される熟成肉は、菌の増殖によって肉の成分が美味しさや好ましい香りに変化します。㈱ミートエポックでは、肉の熟成に利用できる人体に無害な“菌”を純粋に培養し、回収した胞子を布に付着させることに成功いたしました。この布が「エイジングシート」です。「エイジングシート」の製造技術は、株式会社フードイズムと明治大学が共同で特許出願をしています。「エイジングシート」で包んだ肉には、熟成に必要な“菌”が短期間で増殖します。それにより腐敗の防止ができ、かつ肉の熟成が促進されることで、短期間で安定した『発酵熟成肉』を製造することができます。
微生物化学研究室ホームページ 
https://meiji-agrichem.jp/professor/p_murakami/ 
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