明治大学就職キャリア支援センターは、2022年度より学部1・2年生限定の就業体験プログラム「Meiji Job Trial」を開始しました。
4~6月に事前研修を受講した269名の学部1・2年生が、学内選考を経て、明治大学の夏季休暇期間(8月1日~9月19日)に、協力企業・団体185社のそれぞれのプログラムに参加します。
Meiji Job Trialを1・2年生限定の就業体験プログラムとした目的
近年、インターンシップを実施する企業が増加し、学生の参加率も増加しています。 一方で、インターンシップが採用選考の一環として行われるようになり、参加対象は学部3年生以上が主となっており、学部1・2年生の参加が困難なものとなっていました。また、就業体験を伴わないプログラムも多く行われるようになっています。
明治大学就職キャリア支援センターでは、早期から就業体験をすることが、その後の学生生活での成長を促進し、卒業後のキャリアプランを主体的に選択する力を醸成するうえで重要と考えています。そのため、参加対象を学部1・2年生に限定し、企業・団体の就業体験を伴うものに限定したプログラム「Meiji Job Trial」を新たに始動することとしました。
プログラムの進捗
参加対象を学部1・2年生限定したにもかかわらず、「Meiji Job Trial」への協力を表明していただいた企業・団体の数は、185社にのぼりました。これは、明治大学就職キャリア支援センターの上記のようなキャリア形成支援の方針に理解を示す企業・団体が多かったためと考えられます。
現在「Meiji Job Trial」は、学生の応募書類の提出まで進んでおり、現在269名の応募を受け付けています。
実際に2年生で就業体験プログラムに参加した学生のコメント (政治経済学部3年 守屋 朱莉さん)
私は2年生のときに、新聞社で10日間多様な業務に携わる就業体験プログラムに参加しました。一番の財産は、「職業選択のうえでの自身の価値観」を明確にできたことです。経験したことのない仕事に挑戦する中で、自身の強みや弱みを分析し言語化しました。また、「将来自分は『誰のために』働くのか」ということを自身に問い直すこともできました。こうしたことが、自身の価値観を見出すことに役立ったと思います。
現在、私は大学公認団体「M-Navi」で学生記者として働いています。新聞社で自身の働き方を模索した経験はここでも生きています。
新聞社での経験を生かして現在取り組んでいる学生記者の活動で明治大学法律相談部の学生2名(左)へ取材している様子(本人は右奥)
プログラムの特徴
- 「学部1・2年生限定」の就業体験プログラム
- プログラムは採用活動を前提としない3日間以上かつ15時間以上の就業体験のみ
- 参加後の学生生活での成長につながることを促進するため、事前研修・事後面談の参加が必須
プログラムの内容
【対象】
【企業・コース数】
【企業・団体での就業体験プログラム要件】
- 受入期間:夏季休業期間(8月1日~9月19日)
- 実働日数:3日以上(連続日程でなくても可)
- 実働時間:15時間以上(昼食休憩時間を除く)
【企業・団体プログラムの実施方法】
(オンラインは、日常的に当該業務がオンラインで行われており、学生が参加できる環境が整備されている場合、また「対面で実施した場合と同等の学修効果がある」と考えられる場合に可)
【プログラム全体のスケジュール】
- 事前研修受講・事前研修課題提出:4月14日(木)~5月27日(金)
- 企業・団体によるプログラム説明会:5月16日(月)~5/20(金)
- WEBテスト:5月17日(火)~5月30日(月)
- 応募書類提出:第1希望 5月18日(水)~5月31日(火)、第2希望 6月9日(木)~6月15日(水)
- 選考結果発表:7月上旬予定
- 企業・団体でのプログラム参加:8月1日(月)~9月19日(月)
- 事後面談:9月末~10月上旬