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プレスリリース

明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室とフレンチレストラン「élan vital」が 方向によって見え方が変わるデザートを開発

2022年10月19日
明治大学

 明治大学総合数理学部 宮下芳明研究室とフレンチレストラン「élan vital」が
方向によって見え方が変わるデザートを開発

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科の宮下芳明研究室と、フレンチレストラン「élan vital」(エランヴィタール:東京都渋谷区)が、方向によって見え方が変わるデザートを開発しました。

使用技術は、宮下研究室の吉本健義さん(総合数理学部 先端メディアサイエンス学科3年生)が開発した可食レンチキュラレンズで、レンチキュラレンズの光学的特性を可食材料で実現し、その可能性についての議論を学会発表していたものになります。※1
 
「élan vital」(エランヴィタール)は2016年にオープンした「5Dレストラン」であり、プロジェクションマッピングや分子ガストロノミーなどを用いて新しい食体験を追求しています。シェフの深作直歳氏と藤原俊城氏が試作したティラミスは、花に集まる蝶を表現した作品で、エディブルフラワーがのったムースとなっています。そして、それを囲む3匹の蝶が、共同研究によって作られたゼリーであり、見る方向によって色・模様が変わるものとなっています。
 
宮下研究室は今後、この技術の可能性を追求し、2023年には応用したメニューをélan vitalの店舗で提供したいと考えています。さらに、宮下研究室が開発した飲食物の味と見た目を変える装置「TTTV2※2」や、キリンホールディングスと共同研究している「エレキソルト※3」との連携なども検討していきます。
 
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