2005年7月に設置された学習支援推進委員会は、教務部長、副教務部長、各学部・大学院および専門職大学院の教務主任、そして教務事務室・和泉教務事務室・中野教務事務室・スポーツ振興事務室の各事務長によって構成され、学習支援の内容について協議しています。
明治大学の学習支援の中心となるのは、和泉・生田・中野の3キャンパスに設置している学習支援室であり、ここを拠点として助手やTA(Teaching Assistant)による学習相談、レポート作成指導、論文指導、進学相談等を行っています。また、留学生に対する英語補習、特別入試による入学者を対象としたフォローアップ講座のほか、スポーツ特別入試入学者を対象とした語学科目を設置するなど、学習支援の充実に取り組んでいます。さらに、2024年度から導入されたSA(Student Assistant)制度も、学習支援推進の一環として活用していきます。
一方で、学習支援室を本当に利用してほしい、利用すべきだと思われる学生の中には、足が遠のいている学生が少なからず存在することも事実です。こうした学生への支援方法を含め、今後も学習支援推進委員会を中心として、より一層効果的な学習支援のあり方について議論し、充実を図っていきます。