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アジア太平洋の新秩序/アジア太平洋地域における人間の安全保障【国際大学との共同研究】

概要

 2013年4月より始めた「国際大学との共同研究」について,現在共同研究に関する書籍を執筆中である。研究内容は,「アジア太平洋地域における人間の安全保障」,テーマは「ミャンマーの民主化支援に向けた日米の取り組み」である。2011年の民政移管前においても日本政府はミャンマー民主連盟(NLD)への資金援助を通じて民主化支援をしており,その傾向は今後も継続すると考えられる。また,「日本によるグローバルな安全保障環境の整備」に関するテーマも掲げ,従来から日本が行ってきた対外援助政策による資金提供や,近年の安全保障環境整備に関する日本の関与について調査を行う予定である。更には,2015年に制定された安全保障法制の効用と問題点との双方に関しても調査を行い,それが日本の「人間の安全保障」外交にとってどのような意義があるのかを論文にすることにしている。
プロジェクトリーダー
伊藤 剛   政治経済学部 専任教授
プロジェクトメンバー
李永シュ   国際総合研究所 ポスト・ドクター

研究状況

2014年度

本年度、本学および国際大学にて、共同シンポジウムを予定。

2013年度

(3)共同セミナー「オバマ大統領のアジア政策」 2014年3月11~12日(於国際大学)

(2)共同シンポジウム「アジアにおける安保・経済開発・人権の諸問題」 2014年1月17日(於明治大学)

(1)研究会 2013年7月19日(於明治大学)