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社会連携

生田キャンパスで「多摩区・3大学知的探訪」を実施しました【多摩区・3大学連携協議会】

2014年07月08日
明治大学 生田キャンパス課

午前中、山田教授による講演の様子午前中、山田教授による講演の様子

登戸資料館見学の様子。山田教授による風船爆弾の解説登戸資料館見学の様子。山田教授による風船爆弾の解説

普段見慣れない3Dプリンターの説明に耳を傾けていました。普段見慣れない3Dプリンターの説明に耳を傾けていました。

実際に3Dプリンターでプリントしたもの実際に3Dプリンターでプリントしたもの

学生の実験室。学生気分になって高度な設備に触れてもらいました。学生の実験室。学生気分になって高度な設備に触れてもらいました。

75日(土)に生田キャンパスで「多摩区・3大学知的探訪」を実施しました。

川崎市多摩区と区内に設置する3つの大学(明治・専修・日本女子)は、協定を結んでおり、毎年、地域の方々に参加していただける行事を企画しています。(多摩区・3大学連携協議会)

今回の「多摩区・3大学知的探訪」は、その行事の一つであり、各大学の知的・人的資源を活かして、地域の方々に3大学への理解を深めてもらう機会として開催されました。今回のテーマは、「登戸研究所から知る明治大学の歴史と生田キャンパス」でした。

午前中は講演「明治大学の知られざるキャンパスの歴史 登戸研究所と中野学校」を行い、昼食(学食探検)を挟んだ後、午後は登戸研究所資料館を始めとしたキャンパス見学ツアーを実施しました。

午前の講演は山田朗文学部教授(登戸研究所資料館館長)によるもので、生田キャンパスが旧陸軍第9技術研究所(登戸研究所)の跡地であることだけでなく、2013年度に開設した中野キャンパスがかつての陸軍中野学校の跡地であったという因縁にも絡めた内容でした。これまでも登戸研究所をテーマにした講演・講座を多く開催してきましたが、今回のテーマは新たな切り口の内容だったため、過去の講演に参加したリピーターにも楽しんでもらえる内容でした。

午後のキャンパス見学では、「登戸研究所資料館」「地域産学連携研究センター」「第一校舎6号館」を見学しました。

「登戸研究所資料館」では、午前中の講演の繋がる内容で、山田教授による説明・解説を受けながら、展示物等を見学しました。

「地域産学連携研究センター」は、明治大学が有する技術や知的資源を有効活用し、地域の産学連携事業の促進することを目的として2012年に建設された施設で、専門職員の解説を受けながら今注目の3Dプリンターや電子顕微鏡など、普段なかなか見ることのできない最新設備を見学しました。

「第一校舎6号館」は、20144月に竣工されたばかりの新校舎で、主に農学部が利用する教室や実験室・研究室などがあります。最新の施設を普段実際に使っている大学院生に案内してもらいました。

このように前半は登戸研究所資料館から知る生田キャンパスの歴史や由来を学び、後半は最近の大学の施設・設備を見てもらうことで、明治大学の昔と今の両方を知ってもらうことを目的とした行事でした。

当初、定員を50名としておりましたが、予想を上回る反響があり、当日は75名の方にご参加いただきました。年齢層も幅広く13歳~85歳までの方に楽しんでいただくことができました。

大学の近くに住んでいる方でも普段はなかなか大学に行くことがなく、今回はとても良い機会でしたという感想もいただきました。「大学を知ってもらえる機会」「大学と地域が触れ合う機会」として、多摩区・3大学連携協議会では、今後もこのような行事を企画していきます。

お問い合わせ先

生田キャンパス課

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