JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)で公開される本学提供の講座「安全の共通理念を学ぶ 安全学入門」の受講受付けが開始されました。
安全は技術・人・組織・法制度が総合的に力を発揮することで初めて守られるものです。本講座では、安全の哲学、価値観、定義、目標、構造、責任、実現手段・プロセスの基本が理解できるようになります。
■「「安全の共通理念を学ぶ 安全学入門」PV (YouTubeへ
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第1週:安全の定義と判断基準、技術・人・組織の役割
・事故事例から学ぶ安全 -利用者は何に注意すれば良いか
・事故事例から学ぶ安全 -メーカーと消費者の責任と役割
・安全の定義
・リスクの意味、リスクゼロはない、受け入れ可能なリスクとは何か
・技術、人間、組織の3つの側面から安全を守る
・安全の判断基準とリスク低減の目標
第2週:技術面から安全を守る
・リスクアセスメントのキーポイントと手順
・使用条件、予見可能な誤使用、危険源の特定
・リスクの見積りと評価
・大型自動回転ドアの死亡事故はなぜ起きたのか
・リスク低減の正しい順序とは、スリーステップメソッド
・誤操作を生じない、簡単に壊れない、機能が止まらない設計
・壊れても安全な設計、危険検出型と安全確認型の安全装置
第3週:人間面と組織面で安全を守り、安心を獲得する
・安全のための人間力
・組織・制度で安全を守る、法律・安全基準の役割
・安心のための制度、認証と認定、最低基準さえ守れば良いのか
・エレベータ事故の教訓:安全に対して果たすべき責任や役割
・企業の果たすべき役割と消費者が求めるもののギャップ
第4週:安全文化、安全の未来
・福島第一原発事故を振り返る
・個人及び社会の安全文化
・企業・組織、国・規制側の安全文化
・都市交通の未来と安全の関わり
・安全技術の未来
・人と技術・システムの関わり、社会全体での安全作り
スケジュール
受講登録期間:2018/3/20 ~ 2018/9/19
開講期間 :2017/4/17 ~ 2018/9/19
講師
明治大学名誉教授 向殿 政男
多くの皆様の受講をお待ちしております。
■受講申し込みはこちらから (Fisdom(JMOOC公認サイト)サイトへジャンプします)
https://www.fisdom.org/F00000059/
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