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西洋史の勉強では、語学が大変だと思うのですが?

たしかに外国の歴史を学ぶときに、その国の言語を習得することは大切です。また、どの地域や時代の勉強をしていくのにも、英語の書物や論文を読むことは欠かせない作業となります。西洋史学専攻では、1・2年生のときから欧米の歴史の具体的内容を楽しみながら学んでいけるように、西洋史に関連する外国の研究書に触れる「原書講読」と「史料演習」というゼミ授業を行なっています。 

小規模授業・少人数授業とはどんな授業ですか?

小規模授業・少人数授業では学生と教員の親近感が高くなり、それだけ密度の濃い授業を行なえます。西洋史学専攻では、1・2年生では「基礎演習」や「史料演習」で20人以下の小規模クラス授業を、3・4年生になると自分の興味や関心によって10人程度の少人数ゼミに分かれ、それぞれの指導教員の下で専門性の高い勉強をすることができます。 

西洋史以外の勉強もすることができますか?

西洋史学専攻の選択科目のなかには、西洋各国の歴史だけでなく、異文化理解、日本史、アジア史などの豊富な歴史関連授業がありますし、歴史関連科目のほかにも文学や心理学など、さまざまな分野の多数の講義科目を、卒業要件を満たす科目として認めています。それは専門分野の勉強を進めていくには、知識や関心の裾野を幅広くしておくべきだと考えるからです。 

西洋史学専攻に入って何か資格を取ることができますか?

西洋史学専攻独自の資格というものはありません。しかし、資格課程の科目をとって、中・高の教員免許(中学校:社会、高校:地理歴史・公民)や学芸員・図書館司書の資格を取得することは可能です。実際に、教員免許を取得して、中学校や高校の世界史の先生になっている先輩は少なくありません。