Go Forward

法学部

法学部3年生の希望者にPROG(強み発見テスト)を実施しました

2015年11月13日
明治大学 法学部

解説会の様子①解説会の様子①

解説会の様子②解説会の様子②

解説会でのペアワークの様子①解説会でのペアワークの様子①

解説会でのグループワークの様子②解説会でのグループワークの様子②

法学部では、R-CAP(職業適性検査)やPROG(強み発見テスト)の開発会社である㈱リアセックと協力をして、もうすぐ就職活動を始める3年生を対象にPROG受検を無料で実施しました。
また、受検結果の返却と同時に解説会(1時間30分)を行い、自分の「強み」や「弱み」を把握した上で、就職活動や社会に出てから役立つチカラを身につけました。

<PROGとは?>
適性を見るR-CAPとは異なり、個人の能力を見るテストです。
専攻・専門に関わらず、大卒者として社会で求められる汎用的能力・態度・志向(以下、ジェネリックスキルといいます)を育成するためのプログラムです。
PROG受検によって自分の能力を客観的に見ることにより、自分の「強み」を発見します。
法学部では、自分の「強み」をしっかりと理解してもらい、就職活動でのエントリーシート作成や面接において、自分の「強み」をアピールできるようになることを目的としています。
PROGテストは、以下の「リテラシー」と「コンピテンシー」の2つの観点から測定します。
1)知識を活用して問題を解決する「リテラシー(情報収集力・情報分析力・課題発見力・構想力など)」
2)人と自分にベストな状況をもたらそうとする「コンピテンシー(親和力・協働力・統率力・感情制御力・自信創出力・行動持続力・課題発見力・計画立案力・実践力など)」
近年、「社会人基礎力(掲載産業省)」や「学士力(中央教育審議会答申)」、あるいは「就業力育成支援事業(文部科学省主導)」などで提唱されているように、ジェネリックスキルの育成が求められています。
PROGは、学生個人の「ジェネリックスキル=リテラシー+コンピテンシー」を客観的に測定したうえで、複合的な評価とアクションプランの作成、実行を支援します。
PROGは、在学中に能動的な学びの姿勢を育み、ジェネリックスキルを向上させるための総合的な育成フォロープログラムを目指しています。

<実績>
2014年度は12月に3年生約50名が受検しましたが、今回は約200名が受検し、解説会に参加して自分のテスト結果から自分の「強み」と「弱み」を把握しました。
解説会後に実施したアンケートでは、解説会に参加した学生の90%以上がPROGを受検して解説を聞いた結果に「満足」と答えました。
解説会は、講師の説明が明確で分かりやすく、解説会で行われるペアワークなどの参加型の内容が良いとの意見が多く見られました。また、今年の3年生は非常に活発で、積極的にペアワークに取り組む姿が見受けられ、活気がある解説会となりました。


<結果>
明治大学法学部3年生のPROG結果と、全国の大学3年生でPROGを受検した学生の結果を平均値で比較した場合、明治大学法学部3年生は「リテラシー」においては全国平均よりもかなり高い能力であることが分かりました。その一方で、「コンピテンシー」の結果が全国平均を下回りました。この結果を受け、就職活動や社会人になることに向けて「コンピテンシー」能力を伸ばすための教育をプラスしていく必要があるとわかり、法学部として「コンピテンシー」能力を伸ばす教育にもチカラを入れて行く予定です。

<今後>
次年度以降も、3年生を中心にR-CAP・PROG受検を継続していく予定です。次年度の詳細については、時期が近づきましたら随時Oh-o!Meijiで配信します。

以 上