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数理のチカラ − 中村 聡史

キミの不満のタネが世の中を変えるかも!?

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 中村 聡史

世の中を観察し、人にとって使いやすいシステムを



語の意味や料理の検索、お店探しや大学探しなど、検索は我々の生活にとって必要不可欠なものですが、目的とする情報にたどり着くことは簡単ではありません。そこで、私は人にとって自然な検索を可能とする研究に取り組んでいます。また、記憶を写真として記録し、過去の記憶を取り出すライフログや、ネタバレを防止する研究にも取り組んでいます。

先端メディアサイエンス(FMS)学科にはさまざまな分野の専門家がいるため、分野を越えて一緒に研究できることがメリットの一つです。例えば私が取り組んでいる「平均文字」という研究は、人の手書き文字を数理の力で数式化し、作られた平均的な文字がきれいな文字になるというもので、インタラクションと認知科学と数理科学の3分野の専門家が手を組んだことで実現した、この学科ならではの研究です。

私の研究のスタートは人を観察することです。世の中には、押すのか引くのか悩んでしまう扉や押し間違ってしまうボタン、書き間違ってしまう書類など使いにくいユーザインターフェイス(BADUI)があふれています。ぜひ、身の回りの使いにくいものに出会った時、なぜなのかということを考え、観察する楽しさを養っていただければと思います。
中村 聡史 / 人とコンピュータの力をうまく引き出し、新しい検索の仕組みを実現する研究
人の行動はすべて検索であるといっても過言ではありません。人の力とコンピュータの力をうまく引き出すことによって、新しい検索の仕組みを実現することが本研究室のテーマです。

数理のチカラ : 先端メディアサイエンス学科

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