世界文学を創造する——ディアスポラ、トランスエスニシティ、言語葛藤
(2014年12月13日開催)
Ø 発表は、原則的に英語中心で、日本語を補助にしておこないます。ドイツ語もまじるかもしれませんが、その場合は、日本語の翻訳をつけます)
Ø シンポジウムの趣旨
近代の国民国家の形成と共に育まれてきた「国民文学」の枠組みが崩れてきている。そのことは、国民国家を単位としない、より大きな経済的グローバリゼーションの流れと共に、複数言語のあいだを横断する越境作家・詩人の誕生と活躍を見れば明らかである。この国際シンポジウムでは、日本語圏、ドイツ語圏を含む、世界各地で誕生しつつある「世界文学」を取りあげ、それらにどのような共通の特徴が見られるのか、ディアスポラ(離散)、トランスエスニシティ、言語葛藤の観点から考察する。そうすることによって、狭隘なナショナリズムと結び易い「国民文学」の特異性ではなく、「世界文学」の普遍性を導きだす。
Ø プログラム・日時・会場
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