明治大学での交換留学プログラムを春学期で修了する30名の外国人留学生の「交換留学生修了式」が7月28日、駿河台キャンパス・グローバルラウンジで行われ、1学期間または1学年間の留学を終える留学生らが出席しました。コロナ禍で長らく留学生が来日できない状況が続いた中で,2年ぶりの対面での修了式の開催となりました。
冒頭、所康弘国際教育副センター長、菊地端夫国際教育センター長、山田亨日本語教育センター長が祝辞を述べ、入国制限が続く中、困難を乗り越えて来日してきてくれた留学生に、大学として感謝の辞を述べました。
修了証の授与では、交換留学生一人一人に修了証が授与され,皆さん笑顔で明治大学の期間を修了しました。その後、シーナカリンウィロート大学からの留学生ダーニーサマン アリヤーさん(政治経済学部)が代表を務め、流暢な日本語で1年間の留学の思い出を語ってくれました。特に今回の留学では、たくさんの「初めて」を味わったこと。初めての一人暮らし、カルチャーショック、言語の壁、人生で一番辛かった出来事も。しかしそんな時でも自分は一人ではなく,友人がいつもそばにいてくれたこと。「友情には国境がない」という気づきを共有してくれました。
修了式の後は、国際交流団体キャンパスメイトが企画・準備したフェアウェルイベントが催され、交換留学生一人一人が日本留学中に思い出に残った写真やエピソードを紹介したり、チェキを使った写真撮影大会をしたりと、会場は大盛り上がり。明治大学での最後の時間はたくさんの笑顔と名残惜しさを残しつつ閉会となりました。
今後,留学生の皆さんが本学で得た知識や経験を活かし,日本と母国の架け橋となり,世界で活躍されることを心より願っています。