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国際連携・留学

GSP明治大学と立教大学の参加学生が国内の現場で食について学びました

2023年02月15日
明治大学 国際連携事務室

ホテルニューオータニ東京のコンポストプラント視察ホテルニューオータニ東京のコンポストプラント視察

 日本の学生とタイの学生がオンラインそして実留学で学び合うプログラム「グローバル・シナジープロジェクト(GSP)」。今年度のテーマは、「食(農)」と「私たち」のサステナビリティ。
 2月3日にタイ渡航前の事前研修がスタート。タイの学生とともに、タイの文化やタイ語を学んだ後、明治大学と立教大学の学生から構成される日本側のグループは、明治大学駿河台キャンパスの学生食堂を訪問。フードロスの現状について、関係者にヒアリングを行いました。関係者の方々の食糧廃棄削減のための様々な工夫だけでなく、学生への想いもお聴きしました。
 その後、グループ一行は千代田区紀尾井町にあるホテルニューオータニを訪問。同ホテルは、20年以上も前から、フードロスの課題に取り組んでいます。ホテル敷地内にあるコンポストで一次処理をした有機たい肥の原料を農家に買い取っていただき、その後、農作物をホテルが仕入れ、社員食堂やSDGsメニューの材料として活用しています。
 同ホテルのファシリティマネジメント部の大高課長からは、施設の紹介とともに、循環型農業の実現に向けたホテルを挙げての取り組みの状況やサステナビリティへの想いをお聴きしました。
 参加した学生からは「ホテルニューオータニの環境配慮への姿勢に感動するとともに、大高課長の『サステナビリティはつながり』という言葉を聞き、相手の立場に立って考えることの大切さを学ぶことができた」(政治経済学部2年 内山結葉さん)、「このような取り組みは未来に繋がるものであることを知った」(立教大学社会学部2年 石井ほの香さん)とのコメントがありました。

問合せ先:国際連携機構特任准教授 三牧純子