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国際連携・留学

シドニー工科大学(オーストラリア)と国際化のための定期協議を実施しました

2023年05月10日
明治大学 国際連携事務室

Leo Mian Liu UTS副学長のプレゼンテーションLeo Mian Liu UTS副学長のプレゼンテーション

参加者の集合写真参加者の集合写真

シドニー工科大学シドニー工科大学

本学の大学間協定校であるシドニー工科大学(オーストラリア、University of Technology Sydney以下UTS)との間で、両大学間の協力関係を組織的に促進する目的で、国際化のための協議を年2回定期的に開催することになりました。その第1回の協議会が、2023年5月5日午後にオンラインで開催されました。

本学からは小室輝久副学長(国際交流担当)、田中友章教授(理工学部)、アレックス・ワトソン准教授(文学部)、フィリップ・ポーター学長特任補佐の4名、UTSからはLeo Mian Liu (Pro Vice-Chancellor, Global Engagement)、Innes Ireland (Deputy Director , UTS International)、Dr Don Carter (Senior Lecturer, Initial Teacher Education Cluster Leader, Faculty of Arts and Social Sciences)、Professor Dr Deborah Ascher Barnstone(Head of School, School of Architecture)、Associate Professor Dr Grace Li ( Associate Dean International, Faculty of Law)の5名が参加しました。

最初に小室副学長から、本学の国際戦略についてのプレゼンテーションが行われ、教育面では学生の海外留学派遣、外国人留学生の受入れとキャンパスの国際化、海外協定校とのオンライン国際協働学習、ダブルディグリープログラムの拡充を重視していること、研究面では教員の国際共同研究のための仕組みづくりを進めていることなどが説明されました。

UTSのLeo Mian Liu副学長からは、教育プログラムのオンライン配信などを通じたグローバルブランドの構築を目指していること、本学を日本におけるキーパートナーとして、学生向けの短期・長期のグローバル・モビリティ・プログラムを拡充しようとしていること、企業や国際的なパートナーとの関わりを深めたいことなどが説明されました。

その後、ワトソン准教授とDr Don Carterが、両大学間で実施しているCOIL(オンライン国際協働学習)プログラムについて報告しました。田中教授とProfessor Dr Deborah Ascher Barnstoneは、建築分野における学生交流やワークショップ開催の可能性などについて検討しました。Associate Professor Dr Grace Liは、法学に関する双方向の短期留学プログラムと学生交流、国際共同学位プログラム、研究交流などについて提案しました。

次回の定期協議は今年10月に開催予定です。両大学間の組織的な国際交流の進展と、学生・教員のモビリティ拡大が期待されます。

シドニー工科大学(UTS)は1988年創立、人文社会科学、ビジネス、デザイン建築、工学、法学、理学など9学部を擁する公立の総合大学。学生数約27,000名、外国人留学生比率31%。THE大学世界ランキングでは世界133位、創立50年以内の大学を対象とする同ランキングでは世界8位、オーストラリア国内1位。本学とは2015年に⼤学間協力協定書および学生交流覚書を締結。協定留学(交換型)および短期プログラムを通じた学生の派遣・受入などを実施している。
シドニー工科大学https://www.uts.edu.au/