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国際連携・留学

リヨン政治学院による表敬訪問

2023年07月06日
明治大学 国際教育事務室

 大学間協定校であり、政治経済学部の学部間協定校でもあるリヨン政治学院(フランス・リヨン)のBéatrice Jaluzot/ 准教授、「アジアビジネス」担当責任が明治大学を表敬訪問しました。グローバルフロント17階にある応接室にて高馬京子教授(国際教育副センター長/情報コミュニケーション学部)と交換留学プログラムに関する事項や、それぞれの研究分野に関する情報交換などを行いました。その後、2023年度秋学期から同校へ留学する学生2名からの質問にお答えいただのち、小早川周司教授(政治経済学部)と、学部独自プログラムの実施に関する意見交換・折衝を行いました。

 3セッションに渡る今回の表敬訪問では、明治大学との交換留学プログラムに関する情報交換・意見交換だけでなく、フランス語・英語・日本語の3か国語を交えて、Jaluzot准教授が、学生が抱える渡航前の不安や現地での過ごし方、同校での授業に関することなどに対して丁寧にお答えいただきました。

 フランスはアメリカと並び、本学の交換留学生の出身国の中でも非常に高い割合を占めており、大学の国際化を推進するうえで非常に重要な役割を担っています。大学間協定に基づき、現在までにリヨン政治学院からは現在までに10名の学生を受入れ、本学から24名の学生を派遣してきました。2023年度の秋学期にはリヨン政治学院から1名の学生の受入も予定しており、更なる関係の強化・発展が期待されています。

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 リヨン政治学院は、エリート養成校として知られるフランスの社会科学系グランゼコールの1つで、フランスの南東部のリヨンに位置しています。特に国際関係に関心を持つ学生が多く、同校では政治学関連の分野のみならず、地政学や中東や東アジア、ロシアなどの地域文化などの授業も行われており、日本を含めた東アジアに関する言語や文化を学ぶ課程があることも特徴の一つです。
 フランスに10校ある政治学院の志願者は約10万人に対して合格率は約10%(リヨン政治学院の定員は約2,000名)と非常に狭き門となっており、国内でも非常に高い人気を誇っています。
 本学とは、2012年度に大学間協定を締結。交換留学プログラムだけでなく、政治経済学部との短期留学プログラムの実施、相互の教職員の来訪など、長期に渡って活発な学生・教職員間の交流が行われており、本学の国際化重点校の一つです。

左から栗田政治経済学部事務室員、Béatrice Jaluzot 准教授、小早川政治経済学部教授左から栗田政治経済学部事務室員、Béatrice Jaluzot 准教授、小早川政治経済学部教授