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国際連携・留学

2023年度春学期「交換留学生修了式」を実施しました

2023年07月28日
明治大学 国際教育事務室

多くの交換留学生が会場を埋め尽くしました多くの交換留学生が会場を埋め尽くしました

菊地国際教育センター長から表彰状を受け取るアシュラフさん(右)菊地国際教育センター長から表彰状を受け取るアシュラフさん(右)

「愛」に満ちた、王さんのスピーチ「愛」に満ちた、王さんのスピーチ

明治大学での交換留学プログラムを春学期で修了する外国人留学生の「交換留学生修了式」が7月27日、駿河台キャンパス・グローバルフロントで行われ、1学期間または1学年間の留学を終える留学生ら192人の門出を祝いました。交換留学プログラムは、明治大学と海外の大学間または学部・研究科間の協定に基づくもので、今回修了を迎えた留学生は、23カ国・地域99大学からの受け入れとなり、修了式も過去最高の参加者数となりました。
 
修了式は、日本語教育センター長の山田亨文学部准教授のあいさつで開式し、国際連携本部長の小室輝久副学長(国際交流担当、法学部教授)が祝辞に立ちました。小室副学長は、1881年の明治大学創立時に、創立者によって書かれた『設立趣意書』の「同心協力一校ヲ設立シ」という一節を紹介し、「みなさんはすでに、明治大学のコミュニティの一員です。明治大学で学んだことに誇りをもって、帰国後も、明治大学のアンバサダーとして、みなさんの周りの人々に明治大学のことを伝えてください。また、もしみなさんの大学に明治大学の学生が留学したときには助け合ってくださることを期待しています。」と、日本語と英語の両方で、プログラム終了後も変わらない明治大学との絆を伝えました。
 
その後、留学生全員への修了証の授与に先立ち、この春学期より新たな試みとして導入された交換留学生アンバサダー制度において、最も多くの活動に参加し、明治大学の国際化に貢献してくださった、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学からの留学生、オリーフェ ムハンマド アシュラフ スティーブンさん(国際日本学部)への表彰と記念品の贈呈が行われました。

そして、修了証の授与後は、中国・中央民族大学からの留学生、王静芸さん(文学部)による日本語でのスピーチが行われました。王さんは、「明治大学には、国や地域・人種の枠を超えた愛があり、共同体意識のもとに友情を育んだ、忘れられない様々な体験がありました。私たちの心に刻まれた愛に満ちた瞬間は、一生の宝物となるでしょう。」と振り返り、「これからも、引き続き勇敢な「愛」を胸に、前に進んで行ってください!」と留学生全員に向けて「愛」に満ちたエールを送ると、会場は盛大な拍手に包まれました。

最後に、国際教育副センター長の所康弘商学部教授より閉会のあいさつののち、式典は大盛況のまま閉会を迎えました。7月29日には学生団体「MuBO」によるプロムパーティーが開催され、今回修了する交換留学生は明大生との最後の交流を楽しむ予定です。