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国際連携・留学

秋学期「交換留学生修了式」を実施しました

2024年01月31日
明治大学 国際教育事務室

代表留学生によるスピーチ代表留学生によるスピーチ

修了式後の集合写真修了式後の集合写真

仲間とのグループフォト仲間とのグループフォト

 明治大学での交換留学プログラムを秋学期で修了する外国人留学生の「交換留学生修了式」が130日、駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催され、1学期間または1学年間の留学を終える留学生ら114人の門出を祝いました。交換留学プログラムは、明治大学と海外の大学間または学部・研究科間の協定に基づくもので、今回修了を迎えた留学生は、20カ国・地域68大学からの受け入れとなりました。 

 修了式は、国際教育副センター長の所康弘商学部教授のあいさつで開式し、国際連携本部長の小室輝久副学長(国際交流担当、法学部教授)が祝辞を述べられました。小室副学長は、明治大学は建学の精神を「権利自由」「独立自治」とし、近代的な日本社会を創るために設立されたことを紹介し、「国際社会に広く関心をもち、よりよい社会をつくるための学問を営み、グローバル社会のリーダーとなる人材を育成するのが、明治大学の重要な使命です。みなさんの明治大学での学びが、みなさん自身の幸せと、よりよい社会のための役に立つことを願っています。」とエールを送りました。
 
 その後、国際教育センター長の菊地端夫経営学部教授より、交換留学生を代表して、ハノイ貿易大学(ベトナム)からの留学生であるレ ゴック  クーイン  ヌーさんへの修了証を授与されました。その後、レ ゴック  クーイン  ヌーさんから日本語でのスピーチが行われました。ヌーさんは、留学を通じて「世界的な関係を広げ、大きく成長しました。日本での生活や学びを誇りに思い、発信していきましょう。日本に来る前と比べて、どれだけ精神的に成長できたか」と振り返り、「私たちは一人じゃない。いつもお互いを支え合って、世界のどこにいてもお互いを思い出すことができます。」と述べると、会場は温かい拍手に包まれました。 
 
 最後に、国際教育センター長の菊地端夫経営学部教授から閉会の挨拶として、「2020年度に始まったコロナ禍を経て、留学生を再び迎える事ができた事は感慨深い。明治大学生も皆さん同様に留学に行きます。母校に戻ってから明大生に出会う事があったら受け入れていただき、母国と日本の懸け橋となる人材になって欲しい。」と留学生へエールが送られ、閉会を迎えました。

 式典終了後には、学生団体キャンパスメイトによるフェアウェルパーティー(送別会)が開催され、50人以上の留学生が参加。撮影した写真がその場で留学生にプレゼントされるなど活発な交流が見られ、留学生からは帰国までの残り少ない日本での滞在を惜しむ声が聞かれました。