ドイツのフリードリヒ・シラー大学イェーナのゲオルグ・ポナット学長一行が4月24日、駿河台キャンパスを訪れ、上野正雄学長、高馬京子国際交流担当副学長(情報コミュニケーション学部教授)、メンクハウス,ハインリッヒ法学部教授、シェアマン,スザンネ法学部教授と意見交換を行いました。
上野学長は、ポナット学長一行を温かく出迎え、20年以上にわたる両大学の交流を振り返るとともに、2011年の東日本大震災の際の同大学による本学への支援の申入れについて感謝を述べました。
これを受け、ポナット学長は、「盛大に歓待いただいたことに感謝申し上げる。過去の交流実績だけでなく、これからの世代のためにより良い環境を作りたいという想いがある。」と述べました。
懇談においては、お互いに十分にコミュニケーションをとりながら、連携を深めていくことを双方の共通の認識としました。
なお、表敬訪問に先立ち、メンクハウス法学部教授とシェアマン法学部教授が、ポナット学長一行に対して駿河台キャンパスにおいてキャンパスツアーを実施し、本学の教育・研究環境を案内しました。
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フリードリヒ・シラー大学イェーナは、ドイツ・テューリンゲン州のイェーナに所在する1558年創立の公立大学である。「緑の中の町」と呼ばれるイェーナは、光学機械、ガラス、薬品を中心とした工業が盛んな都市であり、また大学都市としても名が知られている。イェーナ大学の名称は詩人・劇作家として有名なシラーが同大学で歴史学を教えたことに由来する。また同大学では、フィヒテ、シェリング、ヘーゲルなどの哲学者も教鞭をとり、ゲーテが総長も務めた、由緒ある総合大学である。近年では、TIMES Higher Educationの世界ランキングで201-250位(本学は1501+)になるなど、世界的にも注目が集まっている。これは、1万8千人の学生のうち、2,600人以上が留学生であることからもわかる。さらに100か国以上から留学生が集まっているので、キャンパス内の多様性も特筆するものがある。学部は文学・神学部、法学部、経済学部・経営学部、文学部、社会科学、行動科学部、数学・情報科学部、物理学・天文学部、化学・地球科学部、生物科学部、医学部を擁する。
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