現存する最古の大学と言われる、イタリアのボローニャ大学のジョヴァンニ・モラリ学長らが2024年6月27日、明治大学駿河台キャンパスを訪問し、本学の上野正雄学長や高馬京子副学長(国際交流担当)らと懇談し、大学間学生交流計画の実施に関する覚書締結の調印式を執り行いました。
上野学長は、昨年から始まったボローニャ大学と本学との交流に触れた上で、「本日、学生交流の覚書を締結することで、両大学の学生が活発に行き来し、日本とイタリアそれぞれに精通する人材が育成されることを強く願っている」と述べ、イタリアからの来校に感謝の意を表しました。
モラリ学長は「ボローニャ大学は、現在、国際関係に力を入れており、戦略的パートナーとして日本の大学に期待を寄せている」と述べ、同席したラファエラ・カンパネル国際担当副学長も「明治大学は日本の中でも著名な大学。今後、学生交流を活性化するための独自プログラム構築、若手研究者の交流活性化などを共に進めていきたい」と意欲的に語り、上野学長らと活発に意見交換しました。
調印式では、大学間学生交流覚書に両学長らが署名をし、力強く握手を交わしました。
ボローニャ大学は、1088年に創立された、900年以上の歴史を持つイタリアの伝統校で、著名な卒業生を多く輩出しています。ボローニャのほか、イタリア国内に複数キャンパスがあり、学生数は約10万人。30以上の学部を擁し、幅広い分野の学びを提供しています。