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国際連携・留学

明治大初?!「フィンランド語カフェ」を実施しました。

2024年07月02日
明治大学 国際教育事務室

真剣な眼差しの参加者の皆さん真剣な眼差しの参加者の皆さん

「kiitos」の掛け声とともに「kiitos」の掛け声とともに

講師の二人を囲んで講師の二人を囲んで

サムエルさん作成のテキストサムエルさん作成のテキスト

サムエルさん(左)とサニさん(右)サムエルさん(左)とサニさん(右)

7月1日(月)のランチタイムにフィンランドの文化とことばに触れる「フィンランド語カフェ」を駿河台国際交流ラウンジで実施しました。

講師を務めたのは、フィンランド出身で経営学部の交換留学生であるサムエル・ムホネンさんです。そして同じくフィンランド出身のサニ・ユーデンさんもアシスタントを務めました。

まずは、フィンランドの国の紹介からスタートしました。雪深い街の様子、一日中太陽が出ている白夜、その反対に一日中太陽が沈んだ状態が続く極夜など、美しい光景に、参加者の皆さんが釘付けでした。また、列に並ぶ時のソーシャルディスタンスが日本よりもかなり広い等、なかなか知りえないことをお聴きすることができました。

そして、サムエルさんの手作りテキストをもとに、参加者の皆さんは「世界一難解な言語の一つ」とも称されるフィンランド語に挑戦しました。サムエルさんは「フィンランド語は難しくないということを学生達に伝えたい。」という想いから、テキストには、日常の挨拶から、「乾杯!」、そして「あなたは面白いね、優しいね」といった表現まで、「友達を作る時に、実際によく使われている自然な表現」が散りばめられていました。また、フィンランドの美味しいお菓子も配ってくれました。セッションの最後には、参加の皆さんから「kiitos!(ありがとう)」という言葉がサムエルさんとサニさんに贈られました。

参加者の一人、奥村幹太さん(商学部3年)は、「フィンランドではサウナが社交場になっており、その場でのビジネス交流も盛んで、サウナの温度だけでなくビジネスもアツい場というお話が面白かった。」とコメントしました。

また、サムエルさんとサニさんは「英語のネイティブスピーカーと比べ、参加者たちのフィンランド語の発音がかなり上手い印象。日本語の発音に似ているのかな。」と驚いた様子。さらに、これまでの留学体験を振り返り、「明大生や様々な国からの多くの留学生に会えるのが嬉しかった。」、「東京は大都会でいろんなチャンスがあるし、日本の人達はとても親切だとの印象を受けた。いつかまた日本に戻ってきたい。」と笑顔で語りました。

(問い合わせ先:国際連携機構特任准教授 三牧純子)