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国際連携・留学

イギリス・マンチェスター大学およびユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)を表敬訪問-学生交流促進へ

2025年04月01日
明治大学 国際連携事務室

マンチェスター大学との協議マンチェスター大学との協議

マンチェスター大学マンチェスター大学

マイケル・スペンス博士(学長兼プロヴォスト)との記念撮影マイケル・スペンス博士(学長兼プロヴォスト)との記念撮影

UCLキャンパスUCLキャンパス

2025年3月17日から21日にかけて、本学の高馬京子副学長(国際交流担当者)、大山るみこ国際連携副本部長及び小澤芳明国際連携事務長がイギリスのマンチェスター大学およびユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)を訪問しました。本訪問では、上野正雄学長(国際連携機構長)が推進する2027年度から改編予定のトップユニバーシティ留学制度の派遣先拡大を見据えた協議及びUCL協議会理事長のヴィクター・チュー氏より、本大学柳谷孝理事長に対して新たな奨学金制度設立の提案があったことを受けた協議を行いました。

マンチェスター大学との協議
マンチェスター大学はQSランキング100位以内にランクインする名門校であり、本学との交換留学協定を締結している大学の一つです。今回の訪問では、既存の交換留学枠の拡大や、英語要件に関する相談が行われ、語学基準の緩和は難しいものの、英語準備コースを活用することで、留学の可能性が広がることが確認されました。また、同大学における日本語教育の状況や、日本文化に関心を持つ本学への留学予定学生と意見交換を行い、本学の特徴や現状並びに手続き等についてお知らせしました。
  
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)との協議
UCLでは、本学と同大学との相互留学について協議が行われました。特に、同大学協議会理事長を務めるヴィクター・チュー氏より、日本の学生が経済的事情により留学を断念することがないよう、新たな奨学金制度の設立に向けた提案があったことを受け、協議を行いました。初期段階として、サマースクールへの相互派遣を試験的に実施し、今後の交流拡大に向けた基盤を築くことが合意されました。また、UCLの学生が本学で日本語教育を主とするサマープログラムへの派遣の他、UCLの強みである教育プログラムを活用した日本人学生向けの英語プログラムについても協議が及びました。

今後の展望
今回の訪問を通じ、マンチェスター大学およびUCLとの協力関係を強化することで、より多くの学生が留学できる環境を整えるための具体的なステップを確認しました。今後は、短期(中長期)留学プログラムの設計を進め、さらに奨学金制度を実現させ、今後とも両大学とのさらなる連携を深めて参ります。

本学は、引き続きグローバルな教育機会の拡充に取り組み、学生が世界で活躍できる環境を整えていきます。