去る5月13日に米国・南ユタ大学のマシュー・エディー助教の引率のもと、12名の南ユタ大学生が明治大学を訪問。文学部山田亨准教授の講義(海外授業シミュレーション/Social Science Research Methods)に南ユタ生達が参加し、明治大学の学生とともに学び、双方にとって貴重な体験となりました。
講義はお互いの共通の話題に関するディスカッションからスタート。次第に、それぞれの関心に沿ったテーマへと話題が広がっていきました。例えば、「東京に住んでいても、地下鉄の駅で迷ったりするの?」「自宅通学?それとも一人暮らししているの?」「日本の学生は受験大変なの?」というアメリカ学生からの問い。逆に日本の学生からは現在の米国の情勢について質問するなど、双方向のやり取りを通じてお互いの文化を学び合いました。
終了後、南ユタ学生からは「自分達とは全く背景の異なる学生達が何に夢中になっているのか聴くことができてとてもよかった。みんなとの一体感を味わうひと時だった。」(マシューさん)、「来日以降、こんな異文化交流体験を待ち望んでいた。自分達と一体どんな共通点があり、どんなところが違うのかを知ることができて楽しかった。」(アビーさん)とのコメントがあり、とても楽しんだ様子が伝わってきました。
また、講義には、留学先の南ユタ大から2週間前に帰国したばかりの河津里空さん(商4年)も参加。「久しぶりに南ユタの学生に会い、ユタの雰囲気を感じられてよかった。」と話しました。
今回、南ユタ生を受け入れた山田先生は「難しい国際状況の中でも、学生の視点から、同じ空間の中で、まじめに、そして、笑いながら経験を共有する機会をいただき、明治大と南ユタ大学の学生の皆さんに感謝です。」と語りました。
(問合せ先:国際連携機構特任准教授 三牧純子)
※南ユタ大学は明治大学の協定校です