去る9月16日、明治大学和泉キャンパスの体育館において、学生寮・明治大学グローバルビレッジ(MGV)のRA(レジデント・アシスタント)と国際教育センターが共催する交流イベントが開催されました。
当日は、留学生を含むおよそ30名の学生が参加し、学年や国籍が異なるメンバーで構成される複数のチームに分かれました。そして、チームごとに、ハチマキに言葉を書き込んだり、デザインを描いたり、といったアイスブレイクから始まりました。思い思いの言葉が書かれたハチマキが、自然とチームの一体感を生み出し、会場にはすぐに笑顔が広がっていきました。
アイスブレイク中は、終始リラックスした和やかなムードでしたが、その後、チーム対抗のゲームが始まると参加学生の表情は真剣そのもの。ソフトバレーと借り人競争が行われ、白熱した勝負の中で互いに声を掛け合い、励まし合う姿が見られ、体育館は歓声と笑顔に包まれました。
普段の会話だけでは体験できない、熱のこもった交流が生まれ、参加者同士の距離は一気に縮まったようです。参加した留学生からは、「新しい寮生との交流の場になった」「スポーツのイベントは初めてで楽しかった」といった声が寄せられました。
なお、得点1位の優勝チームには景品として、MGV特製タオルが贈られました。このタオルのデザインは、以前、寮生だった留学生がデザインをしたMGVのTシャツのデザインを「新しい形で受け継ぎたい」という思いから活かすこととしたものです。デザインを通じて、新規入寮者だけでなく、過去の寮生(留学生)とも繋がることができ、寮のコミュニティの絆の深さを改めて感じる機会となりました。
本イベントをふり返り、企画・運営を行ったRAの一法師海月さん(文学部3年)は「寮の外で行うイベントは初めてで不安もあったが、寮生とRAが一体となってイベントを楽しめていて良かった。」と話し、平井那佳さん(経営学部4年)は「文化や言葉の違いを越えて一緒に体を動かすことで、初対面の学生とも自然に打ち解けられ、笑顔があふれる時間になったことが嬉しかった。また、タオルを通して卒業後も繋がりが続いていることを実感できたのも印象深い経験だった。」とコメントしました。
(本件問い合わせ先:国際教育事務室および国際連携機構特任准教授 三牧純子)