・記載事項全体として、重要な点では図(可能な限り単純明快)を取り入れること、白黒プリントでもわかるようにすること、重要な箇所は下線で強調することを徹底した。
・各項目において、研究内容の「独創性」と「意義」を重ねて強調した。
・具体的な研究計画の項目では、計画を実施する技術基盤の有無(基盤は既にあるか、現段階でなければ教わるあてはあるか、等)に加え、予備実験データの内容も積極的に記載し、「実現可能性(説得力)」をアピールした。
・幸運なことに、自分は学振申請〆切直前に論文が1報受理され、書類作成で忙しい時期でも平行してレフェリーへの対応を続けてよかったと感じた。業績の数はきわめて重要なファクターになるので、最後まであきらめないことが重要であると改めて実感した。
・ 「研究者を志望する動機」や「目指す研究者像」の項目では、自分がこれまでどういったときにやりがいや自分の成長を感じたか等を手がかりに、自分の研究者としての「将来性」や「熱意」をアピールした。「自己の長所」の項目においては、自分の研究活動を実際に見ている他者(教員、後輩、先輩)からの評価がとくに参考になった。