特別研究員への申請自体は博士前期課程に進学した時点で決めていたため、一年次を通して修論とそれ以降の研究の発展について大まかに考えていました。具体的に申請書類を作成し始めたのは一年次の2月頃でしたが、年末頃には書類のフォーマットを確認したり、特別研究員に採用されていた先輩の申請書を見せてもらったりと、詳細な情報を集め始めていました。それでも実際に作成を始めると苦労しましたが、とにかく時間をかけて自身の研究と向き合い、二度ほど書き直して指導教員や先輩に読んでもらい、意見を踏まえて再度書き直しました。特に第一稿を書き上げるまでが最も時間がかかり、先行研究を何度も見直したり、見本となる書類を分析したりと、作成にかかった時間の六~七割はこれに費やしました。最終的に書類が完成したのは5月初旬で、締め切り直前でした。