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ジョブ型研究インターンシップ

ジョブ型研究インターンシップ

 本学では文部科学省主導の事業として、今後、企業等で拡大が見込まれるジョブ型採用を見据え、産業界と大学で連携して行う取組みである「ジョブ型研究インターンシップ制度」に参画しています。
 ジョブ型研究インターンシップとは、学生(当面の間は博士後期課程の学生が対象)が企業の研究所等において原則として2か月以上にわたり有給で研究活動を行うプログラムです。
 企業からは業務内容や必要とされる知識・能力等が記されたジョブディスクリプションが示され、実際の業務に取組む経験を通じて、国際競争に耐え得る研究力に裏打ちされた実践力を養成することを目的としています。

「ジョブ型研究インターンシップ」は、以下の要件をすべて満たすインターンシップと定義されています。 

• 研究遂行の基礎的な素養・能力を持った大学院学生が対象(当面は博士課程学生が対象)

長期間(原則として2か月以上とし、内容に応じて短くすることも可能)かつ有給の研究インターンシップ

• 正規の教育課程の単位科目として実施 大学院研究科間共通科目として実施

• インターンシップ終了後、企業は学生に対し面談評価を行い、評価書・評価証明書を発行

• インターンシップの成果は、企業が適切に評価し、採用選考活動に反映することが可能

制度紹介ページ

ジョブ型研究インターンシップ推進協議会「参画企業」

ジョブ型研究インターンシップ参加の流れ


※インターンシップの募集及び選考は原則1か月単位で毎月行われます。

ジョブ型研究インターンシップのメリット

インターンシップ実習生の声

過年度にジョブ型研究インターンシップへ参加した本学学生の声を紹介しています。
(写真:沖電気工業株式会社でのインターンシップの様子)

業務時間という制約がある中で結果を出すのは難しかったが、有給で働いているという意識がモチベーションに繋がり、チームの一員として企業へ価値を提供することができた。

自分の研究がどのような形で社会の役に立つのかあまりイメージできていなかったが、大学での研究から得た知見を企業での研究開発に反映させることができ、自分の研究を社会に還元するまでの道筋を体感することができた。

大学での研究との両立は大変だったが、大学では学べない「顧客を意識した研究開発」の経験から得たものは大きかった。また、純粋な研究開発業務以外にも、社内会議や研修に参加しながらプロジェクト全体に携わることができたので、短期間のインターンではわからない、民間企業での研究開発職としての仕事の仕方を体験することができた。

民間企業における研究開発職の就業体験の経験を通じて、民間企業とアカデミアの両方の選択肢のなかから将来の進路を考えることができるようになり、納得感のあるキャリア選択ができる自信に繋がった。

ジョブ型研究インターンシップの参加方法

ジョブ型研究インターンシップの募集インターシップの確認・参加には、ジョブ型研究インターンシップ専用システムの登録が必要です。
本学の就職キャリア支援システム(M-Career)内「就職キャリアセンターからのお知らせ」に登録案内を掲載しています。
M-Careerへ利用登録の上、同システム上の案内から専用システムの登録をしてください。

FAQ

Q:どんなインターンシップ募集がありますか。
A:時期によって様々なインターンシップ募集があります。(募集情報は毎月更新されます)同じ業種・職種でも企業によって実施時期や対象が大きく異なる場合がありますので、 専用システムにて、募集を確認することをおすすめします。

Q:研究との兼ね合いで原則2ヶ月以上という勤務日数の負荷がネックになりそうなのですが、応募は難しそうでしょうか。
A:受入企業・団体によって2ヶ月以下のケースもあります。また、相談のうえ勤務スケジュールが設定されるケースが多い(例:週3日で2か月間、週3日+リモート勤務 等)ので、興味のあるジョブディスクリプションががあった場合は企業側にもぜひ確認してみてください。

Q:博士論文の執筆等の研究とインターンシップを両立できるか不安です。
A:インターシップの応募には、指導教員の承諾が必要です。研究活動や論文執筆のスケジュールについて事前に指導教員と相談してください。

Q:自らの研究分野とインターンシップで求められる専門性との一致はどの程度必要か。
A:求められる専門性は企業によって差異がありますが、自らの研究分野の周辺領域等にも積極的に挑戦することで、修了後のキャリアを広げる機会にもなります。

Q:インターンシップにおける企業からの評価はどのようなかたちでフィードバックさせるか。
A:能力評価及び成長評価(各4段階評価)による証明書が発行され、就職活動での企業への応募の際に公開可能なものとなります。

関連リンク

民間企業等への就職活動支援は、就職キャリア支援センターでも行っています。詳細は以下URLをご確認ください。

お問い合わせ先

教務事務部 大学院事務室(キャリアサポートプログラム担当)

駿河台キャンパス グローバルフロント(5階)
〒101-8301
東京都千代田区神田駿河台1-1
03-3296-4528

Email:in_jobintern■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください。)