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副専攻プログラムの始動

2026年03月16日
明治大学

学長室専門員 鈴木 哲也

 「学長方針」では、教育に関わる基本方針として、「複数の視点を持ち、自ら考え、自ら未来を切り拓く力を備えた」人材の育成を掲げています。その実現に向けた施策の一つとして、学長室では、副専攻プログラムの導入に向けた取り組みを進めてきました。
 2026年度からは、いよいよプログラムがスタートします。これまで、制度導入に向けた検討、プログラムの提供に向けた各種調整等、各学部から多大なご協力を賜りました。改めて、厚くお礼申し上げます。
 
(1)複眼的な思考力の涵養
 「学長方針」でも述べられているとおり、副専攻プログラムは、本学が有する総合性と多様性という強みを生かすものであり、学生はプログラムを通じて、所属学部における専門分野を軸としつつ、「もう一つの軸」となる学びを得ることができます。プログラムの修了要件を満たした学生には、修了証が授与されます。制度の詳細については、本ページの末尾にもリンクを掲載しておりますので、プログラムのホームページを是非、ご覧いただけますと幸いです。
 複雑化が進む現代社会においては、一つの課題に対しても複数の視点を持ち、領域の異なる知識を統合しながら、その解決に取り組んでいくことが求められます。また、その過程では、異なるバックグラウンドを持った多様な人々と協力し、合意を形成しながら、最適解を導き出していくことが必要になります。
 副専攻プログラムが提供する学びは、学生の専門分野を越えた知識や思考を育むものであり、また、異なる前提知識を持った他学部の学生とともに学ぶ機会を提供するものです。副専攻プログラムを通じた学修は、学生が未来を切り拓く力を培うとともに、明治大学でしか得られない学びの経験を与えるものであると確信しています。
 
(2)魅力ある4つのプログラム
 2026年度は、法学部、文学部、経営学部、情報コミュニケーション学部が主催学部となり、人文・社会系領域を基盤とした、4つのプログラムが開講します。こちらのページに、各副専攻プログラムの概要や、プログラムの構成(科目の体系図)を掲載しております。制度の導入に際して、各学部の学びが生かされた、非常に魅力的なプログラムとともにスタートを切ることができ、大変心強く思っております。
 概要や構成科目をご覧になって分かるとおり、各プログラムは、テーマや領域を基に体系的な学びとして構成され、学生はこのような科目の履修を通じて複眼的な思考を養うことができます。また、文学部と情報コミュニケーション学部の共同主催による副専攻プログラム「ことばの科学」のように、学部を越えた教育活動としても展開されています。
 
(3)教育の更なる進化に向けて
 制度の導入がゴールではなく、今後、この制度の充実を図るとともに、この制度を通じて、明治大学の教育をさらに進化させていく必要があります。そのためには、第一に、多くの制度利用者を獲得していくこと、第二に、次年度以降のプログラム数の増加を図ることが重要であると考えています。
 学部を越えた学びの提供は、学生のために、学部の枠を越えて大学の力をさらに発揮する機会になるだろうと考えています。予測不能な未来を生きる学生のため、明治大学の総力を結集していけるよう、今後も、ご協力を賜りますようお願いいたします。