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学長室

明治大学-鳥取大学連携事業 ワークショップ「都市近郊の里山と中山間地の里山の課題と未来」を開催しました

2013年04月09日
明治大学 学長室

黒川農場自然生態園(丘陵地の自然についての環境教育のフィールド)の入口にて黒川農場自然生態園(丘陵地の自然についての環境教育のフィールド)の入口にて

こなら学舎里山班のフィールド生田坂(生田キャンパス)こなら学舎里山班のフィールド生田坂(生田キャンパス)

 明治大学と鳥取大学は2009年に連携協力に関する協定を締結し、リバティアカデミーでの同県をテーマにした講座開設、「国際マンガサミット」の開催協力などの取組みを行っています。

 今回、明治大学の里山研究・教育の研究室を越える広がりを伝えることを目的として、従来から連携に参加してきた応用植物生態学研究室に加えて、こなら楽舎(生田ボランティアセンター)、公募の一般学生が参加し、鳥取大学との連携で「都市近郊の里山と中山間地の里山」をテーマとするワークショップを2月27日に開催しました。ワークショップには黒川農場が位置する川崎市麻生区黒川で里山保全活動を行っている2市民団体にもご参加いただきました。

 当日は、黒川農場見学の後、黒川農場本館において、両大学の教員(日置佳之鳥取大学教授、倉本宣明治大学教授)の基調講演、学生と大学院生の発表、そしてワークショップを行いました。ワークショップでは実際に保全活動を担っている市民団体構成員の方からの発言も活発に出されました。

 翌日は、生田キャンパスのこなら楽舎里山班のフィールドである生田坂、応用植物生態学のフィールドである平山城址公園、多摩川永田地区を見学しました。

 日置教授からは、緑化についてのワークショップなどの取組みについて提案があり、今後も継続的に連携事業を推進していくことを確認しました。