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学長室

アクティブ・ラーニング教室を整備しました (文部科学省・私立大学教育研究活性化設備整備事業)

2013年05月10日
明治大学 学長室

ウェブ会議システムを用いて,米州開発銀行の六浦吾朗氏(取材当日はアルゼンチン・ブエノスアイレス)との遠隔授業が行われました。ウェブ会議システムを用いて,米州開発銀行の六浦吾朗氏(取材当日はアルゼンチン・ブエノスアイレス)との遠隔授業が行われました。

教卓を離れ,学生の発言を促しながら,ディスプレイに表示される画面の選択やズーム操作が可能です。教卓を離れ,学生の発言を促しながら,ディスプレイに表示される画面の選択やズーム操作が可能です。

可動式の机・椅子を移動して,グループワークを行っている様子。可動式の机・椅子を移動して,グループワークを行っている様子。

壁面にはホワイトボード加工が施されており,意見やアイデアを書き出しながらディスカッションが可能です。壁面にはホワイトボード加工が施されており,意見やアイデアを書き出しながらディスカッションが可能です。

 明治大学は,文部科学省・平成24年度「私立大学教育研究活性化設備整備事業(事業名称:アクティブ・ラーニングの活用による国際協力人材の育成)」に採択されました。
 
 このことから,授業が実施されていない2月下旬から3月下旬にかけ,駿河台キャンパス12号館5階の2052教室をアクティブ・ラーニング教育等で用いる「New Education Lab」に改修する工事を行い,この4月から利用が開始されています。
 
 明治大学では,従来の授業スタイル(一方向的に教員が学生に知識伝達をする講義)に加え,課題研究やグループ学習,ディスカッションやプレゼンテーションなど,学生の能動的な学修を取り込んだ授業(アクティブ・ラーニング)を取り入れ,質の高い教育を提供していきます。

<利用する教員・学生のコメント>
商学部 「特別テーマ実践科目C:Cross-Cultural Experience and Communication of Latin America and the Caribbean (LAC)」

◎担当教員:中林真理子教授
ウェブ会議システムの操作を常設されたiPadから行えるため,教卓を離れることが可能になり,講義中の自由度が高くなりました。また,ディスプレイが増設されたことによって,資料のスライドや接続先の画像を表示させるだけでなく,こちらの学生達の表情などを先方により伝えやすくなり,従来の遠隔授業の際に課題であった臨場感が改善されました。

◎履修学生
以前は固定式の机・椅子であったため,グループワークの際,座席を移動するのにまごつくことがありました。可動式のものに変更となり,スムーズに集まれます。壁面がホワイトボード仕様なので,皆の考えやコメントを書き出しながらディスカッションを進めることが出来て,意見をまとめやすいです。

【参考リンク】
・文部科学省 私立大学教育研究活性化設備整備事業
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1323178.html
・「国際機関等との連携による“国際協力人材”育成プログラム」について
http://www.meiji.ac.jp/gakucho/activity/2012/20121017.html
お問い合わせ先

教学企画部教学企画事務室