学長室

明けましておめでとうございます。2024年度「学長室だより」第3号をお届けいたします｡

昨年4月の学長就任から約10ヶ月が経ちました｡この間､おかげさまで、年度計画書に掲げた「学長方針（基本方針、重点戦略）」のうち、学生の起業・スタートアップ支援、サブ・メジャー（副専攻）制度の導入、海外の物価、特に授業料等の高騰と円安の状況下で留学する学生への助成金制度の見直し、研究支援人材（URA）制度の創設、大学広報の一層の充実などについては、実現に向けて具体的な歩みを進めることができました。また、随時の学部長会懇談会や各キャンパスでの学長フォーラム、教員・研究者交流会を開催しましたが、多くの皆様から多様な、そして貴重な数々のご意見を頂戴しました。今後の政策決定・大学運営に生かしていきたいと思っております。今年も、学長方針に関わる案件やその他の案件について、ご意見を伺ったり、ご提案をさせていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。

昨年決定されました「駿河台キャンパス総合施設整備計画」については、今年以降、より具体的な検討をしていくことになります。明治大学の今後の100年を左右する重要なテーマですので、皆様への情報提供をしっかり行いつつ、法人と教学で緊密に連携して進めてまいりたいと思っております。

また、「明治大学と山の上ホテル」展として、まず手始めに、今月から3月22日まで駿河台キャンパス アカデミーコモン1階 エントランスホールにて、パネル展を開催しています。これ以降、場所を変え、内容を拡大しながら全3期に渡り、各種展示を継続していく予定です。是非、ご覧ください。

以上、新年のご挨拶を兼ねて、いくつかご報告をさせていただきました。

本年も昨年同様、どうぞよろしくお願いいたします。