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「大学生観光まちづくりコンテスト2015」で市川ゼミ(政治経済学部)が大分県知事賞と山梨県知事賞、歌代ゼミ(経営学部)がマイナビ賞とパフォーマンス賞を受賞

2015年10月28日
明治大学 政治経済学部・経営学部

大分県知事賞を受賞した市川ゼミ大分班大分県知事賞を受賞した市川ゼミ大分班

マイナビ賞を受賞した歌代ゼミteam. Oitaマイナビ賞を受賞した歌代ゼミteam. Oita

山梨県知事賞を受賞した市川ゼミ山梨班山梨県知事賞を受賞した市川ゼミ山梨班

パフォーマンス賞を受賞した歌代ゼミteam.Osakaパフォーマンス賞を受賞した歌代ゼミteam.Osaka

大学生観光まちづくりコンテスト運営協議会(事務局:株式会社JTBコーポレートセールス、株式会社三菱総合研究所)が主催し、観光庁、文部科学省等が後援する「大学生観光まちづくりコンテスト2015」で、市川宏雄ゼミ(政治経済学部)が大分県知事賞と山梨県知事賞、歌代豊ゼミ(経営学部)がマイナビ賞とパフォーマンス賞を受賞しました。同コンテストは、説明会・基礎講座、現地フィールド調査・分析に基づき、大学生が観光まちづくりプランを競い合うコンテストです。5回目を迎える今年は、青森、山梨、大阪、大分(新規)の地区別ステージが開催されたほか、東京での留学生ステージが新設されました。歌代ゼミは5年連続、市川ゼミは4年連続の受賞です。

大分ステージの本選(9月10日、ホルトホール大分)で、大分県知事賞を受賞した市川ゼミ大分班(小川知哉さん、河野恭子さん、澤村優輝さん、平野由麻さん、宮本夏音さん)の発表テーマは「ไปไหน ~よってみタイけん、おおいたけん~」。大分県の問題として別府・湯布院への観光客の集中を取り上げ、その力を借りつつ観光客数の分散を実現するための「寄り道プラン」を提案しました。ターゲットは、訪日観光客数が増え始めているタイ人。福岡から別府への通り道にある日田・玖珠・九重・由布の名所に話題性を持ったアイディアを加え、フォトツーリズムやプロジェクションマッピングなどを展開し、夜は「お散歩ツーリズム」と題し各地の夜景を利用し、宿泊につながる提案をしました。
大分ステージで、歌代ゼミ team. Oita(川上将伍さん、吉川千咲さん、小林直樹さん、園原千晶さん、信田大志さん)は「大分コミュニティカレッジ構想 〜若者と高齢者による次世代共創型まちづくり〜」を発表し、マイナビ賞を受賞しました。大分は高齢者が住みやすい地域として評価が高く、移住者も多く、地域で活躍している高齢者を含めた「アクティブシニア」が魅力的な観光資源であることに着目しました。人との交流、体験をとおして学び、成長する旅を指向する「意識高い系の若者」をターゲットとし、現地と移住者のアクティブシニアを活かした体験・交流ツアー、ワークショップを提供することにより、「世代、地域を超えて学びあうコミュニティカレッジ」構想を提案しました。

山梨ステージの本選(9月12日、いちのみや桃の里 ふれあい文化館)では、「カワる、わたし。つなぐ、笛吹。」を発表した市川ゼミ山梨班(飯野新さん、倉田一輝さん、齋木鉄也さん、土屋里奈さん、永森史華さん、宮野麻衣子さん、村上未咲さん)が山梨県知事賞を受賞しました。笛吹市の問題点として観光資源が活かせていないこと、二次交通の便の悪さを取り上げ、レンタサイクルを用いたプランを提案しました。ターゲットは、美と健康に一層の興味を持つ女性。本プランを「美活女子旅」と名付け、ミズベを活用したいという県の意向から、川のミズベを活かしてキレイになる「川縁」プランを展開します。これまで町に背中を向けられていた川が市民の憩いの場に”変わる”、笛吹に観光にやってきた人々が美しく”変わる”を目指した提案です。

大阪ステージの本選(9月18日、大阪府咲洲庁舎. 咲洲ホール)では、歌代ゼミteam.Osaka(庄司祐太郎さん、杉本彩さん、手塚友哉さん、冨井知紗子さん、原健人さん)が「Nishinari Satellite Campus構想〜西成を“日本のディープな文化や伝統を学べる”キャンパスにする〜」を発表し、会場投票によるパフォーマンス賞を受賞しました。西成区には多くの訪日外国人がゲストハウスに滞在していますが、京都、奈良など大阪以外の観光をしているという問題に着目し、滞在者に大阪の魅力を訴求することにより、大阪での滞在を増やしてもらうことを提案しました。大阪の魅力である、伝統文化と庶民文化、さまざまな食文化、武道等の多様性な文化資源を活かすこととし、西成のゲストハウス地域をレクチャーと体験型ツアーで日本文化を学べるサテライトキャンパスにしていくことをビジョンとして掲げました。