6月9日ホテル日航熊本において、明治大学熊本県父母会総会および父母懇談会・懇親会が開催されました。4月に発生した地震で熊本県が甚大な被害を受けたことから、本学土屋恵一郎学長が同会へ出席し、明治大学を代表してお見舞いと一日も早い復興を祈念した挨拶を行いました。
その中で、本学の熊本県益城町への復興支援の一環として、震源地近くで被災の大きかった益城町立木山中学校（永瀨善久校長）に対し、(1)遠隔学習支援、(2)子供たちに夢や希望を与えるプログラム、(3)中学生向け大学模擬授業、(4)キャリア教育プログラムを中心とした教育支援活動を検討し、被災地の生徒たちが学ぶ意欲を高める機会を提供していく旨の報告がありました。
今後は、熊本県校友の方々の多大な協力を得ながら、本学からの具体的な支援が進められ、第一弾として、折紙工学の第一人者である明治大学先端数理科学インスティテュート所長・萩原一郎特任教授による「おりがみ」の授業を6月中に同中学校で実施する予定です。
また、この震災による被害を受けた本学在学生に対しては、既に「修学が困難となる場合の経済的支援」「授業等に出席できない場合の授業配慮」「心的ストレスを抱えた場合の相談」「就職活動への配慮」を行っており、被災学生が学業生活を維持できるよう支援する体制が確立されています。
※タイトルの「がまだす」は、熊本地方の方言で「精を出す」「頑張る」の意
