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シンガポールでの能楽公演を土屋学長が企画監修—宮本亜門氏の演出で上演

2016年09月23日
明治大学 広報課

記者からの質問に答える土屋学長(写真左)と宮本氏記者からの質問に答える土屋学長(写真左)と宮本氏

能楽と3D映像の融合能楽と3D映像の融合

10月にシンガポールで開催される平成28年度日本祭り開催支援事業「シンガポール・リバーナイト・フェスティバル能楽公演」(主催:国際交流基金、共催:明治大学ほか)において、土屋恵一郎学長が企画監修することとなりました。9月12日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンで行われた制作発表会では、約20社のメディア関係者が集まるなど、注目の高さをうかがわせました。

本公演は、日本・シンガポール外交関係樹立50周年を記念し、両国の文化交流の促進を目的に、シンガポール有数の野外フェスティバル「リバーナイト・フェスティバル」の会場を利用して、観世流能楽師出演による能楽と3D映像を融合させたオリジナル舞台「YU GEN 幽玄 HIDDEN BEAUTY OF JAPAN」を披露するというもの。長年、能楽プロデューサーとして活動する土屋学長が企画監修し、国内外で幅広く活躍する宮本亜門氏が演出を担当。日本の伝統芸能と最新テクノロジーの融合による新たな日本文化を創造する試みに挑戦します。

記者会見では、土屋学長と宮本氏が本公演の目的や特徴を対談形式で紹介。土屋学長は、「能は当時の先端技術を取り入れながら進化をしてきた」と、3D映像技術との融合に期待を述べるとともに、「新しい挑戦に携われることは本学にとって光栄。本学とも関係の深いアセアン地域・シンガポールの地で大きなメッセージを発信したい」と、力強く意気込みを語りました。

本公演は10月28日(金)および29日(土)に、シンガポールのアジア文明博物館の野外ステージで行われます。