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「現代マンガ図書館」が駿河台キャンパスに移転、「米沢嘉博記念図書館」と蔵書の複合利用を開始しました

2021年03月24日
明治大学 広報課

テープカットの様子(左から南保館長、西氏、米沢氏)テープカットの様子(左から南保館長、西氏、米沢氏)

両館共通の閲覧室両館共通の閲覧室

明治大学「現代マンガ図書館」が東京都新宿区から駿河台キャンパスへの移転を完了し、3月19日より一般公開が再開されました。同じく明治大学のマンガ図書館である「米沢嘉博記念図書館」とカウンターサービスや閲覧室を一体化させ、今後は両館の蔵書の複合的な利用ができることとなりました。

同日には再開を記念したセレモニーが挙行され、マンガ図書館長の南保勝美法学部教授をはじめ、マンガ図書館運営委員会の委員と、両館のスタッフなどの関係者、さらに来賓として米沢英子氏(故・米沢嘉博氏夫人)と西智子氏(元現代マンガ図書館スタッフ)が出席しました。

式典では、南保館長が「今後もマンガ研究の拠点として一層の機能強化を図るべく尽力したい」と、移転作業に伴う関係者らへの謝辞とともにあいさつしました。来賓の米沢氏は、「両館の本たちが今後の日本のマンガ研究に重要な役目を果たせること、そして、利用する皆さんに楽しんでいただけることをうれしく思う」と祝辞を述べました。

続いて、南保教授、米沢氏、西氏の3氏によるテープカットと内覧会が行われ、セレモニーは終了となりました。

現代マンガ図書館の蔵書は未整理のものを含め約27万冊、米沢嘉博記念図書館は約14万冊で、両館で重複するものはあるものの、マンガ関係資料としては日本最大級の蔵書数を誇る施設となります。

リニューアルオープンを記念して、企画展「現代マンガ図書館資料から生まれた書籍たち展」が開催中です。詳細は米沢嘉博記念図書館ホームページから。