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日経SDGsフェス「高校生SDGsコンテスト」が開催されました~明治大学ら3大学が協賛~

2021年09月29日
明治大学 広報課

東京・丸ビルホールを拠点に全国の高校とオンラインでつながった東京・丸ビルホールを拠点に全国の高校とオンラインでつながった

高校生のプレゼンにオンラインで質問する源副学長高校生のプレゼンにオンラインで質問する源副学長

大学のSDGs達成に向けた取り組みを説明する源副学長大学のSDGs達成に向けた取り組みを説明する源副学長

審査員を務めた3名。左から村上 芽氏(日本総合研究所)、藍澤 淑雄教授(拓殖大学)、源副学長審査員を務めた3名。左から村上 芽氏(日本総合研究所)、藍澤 淑雄教授(拓殖大学)、源副学長

高校生が身近な課題をSDGsの観点で考えアイデアを競い合う「日経SDGsフェス 高校生SDGsコンテスト」が9月18日(土)、オンラインで開催されました。
同コンテストは、SDGsの学習に取り組む高校生が日ごろの成果を発表し合い、互いの学びを深めることを目的に、日本経済新聞社が主催、本学と拓殖大学、東京農業大学の3大学が協賛して、今年初めて開催されました。
 
全国56にのぼる応募の中から書類選考を通過した10校が「SDGsで考える『変えたい』こと」をテーマとしたプレゼンに挑みました。審査は高校生ならではの着眼点、アイデアの革新性、アクションプランに加えて、だれ一人取り残さないこと、持続可能性といったSDGsの観点がポイントに盛り込まれ、審査員の一員には源由理子副学長(社会連携担当、ガバナンス研究科教授)が加わりました。厳正な審査の結果、「SEX EDUCATION WITH US~SEF PROJECT~」と題して、周囲の共感を得ながら日本の性教育を改革し、性へのネガティブなイメージを払拭すべきと訴えた三田国際学園高等学校のチームが、見事最優秀賞に輝きました。
 
高校生がプレゼンする合間には、高大接続の観点から、SDGsをテーマにした協賛大学の特別講演が設けられました。本学からは源副学長が登壇し、SDGsの考え方を再確認したうえで、本学のSDGs達成に向けた活動について説明。難民学生を受け入れる支援制度や自治体との連携講座、キャンパス周辺の商店街とフェアトレード商品を販売するゼミの活動など、本学の事例解説を通じて、多様な“アクター“と共創することで大学の学びが生まれていることを伝えました。最後に「SDGsの17の目標は達成して満足するチェックリストではない。また、複雑な要因が絡み合っているため、正しい答えが何なのかが分かりづらい。だからこそ、常に問い続けることが必要で、その先にイノベーションが生まれる。未来の担い手となる皆さんがその大きな役割を果たすことになる。 」とメッセージを送り、講演を締めくくりました。
 
高校生にとって、同世代の成果や大学の活動に触れることで、さらに学びを深めるきっかけとなり、貴重な体験となりました。このイベントの模様は日経チャンネルで現在公開されており、2022年9月17日(予定)まで視聴できます。