2022年度秋季の入学者84人(学部11人、大学院・専門職大学院73人)が明治大学に入学しました。秋季入学者は海外からの学生や社会人学生が中心で、国際日本学部のEnglish Trackや専門職大学院に入学しています。
9月19日に駿河台キャンパス・アカデミーホールで挙行された秋季入学式には、新入生と共に、秋学期から科目等履修生として明治大学で学ぶウクライナからの受け入れ学生7人も参加しました。
告辞に立った大六野耕作学長は、新入生らを歓迎するとともに、「『同心協力』の精神で、共にこの困難な時代を乗り越え、明るい未来を切り開いてまいりましょう」と日本語と英語で語り掛けました。
続いて、柳谷孝理事長は祝辞で「他者を認め自己と向き合い、自ら考える材料を発見し、考え抜く力を磨き続けていくことこそが、『個を強くする』という本学のモットーの神髄」だと紹介し、新入生にエールを送りました。
ウクライナ受け入れ学生と大学役職者の懇談会
秋季入学式に続いて、ウクライナからの受け入れ学生と大学役職者との懇談会の席が設けられました。出席した役職者は大六野学長をはじめ、受け入れ学生らが所属または授業を受講する学部の学部長と、関係副学長の計7人。
数日前に来日したばかりの学生らは、ウクライナ語通訳を交えながら、英語や日本語で、これから始まる日本での生活や明治大学での学びへの期待の言葉を述べました。
それを受けて大六野学長は、「先行きが見えない状況ですが、明治大学にいる間は多くの友人を作り、最大限に学生生活を楽しんでいただきたい」と学生らを歓迎しました。
受け入れ学生らは「日本・ウクライナ大学パスウェイズプログラム」を通じて来日し、本学での学びの場が提供されることとなりました。学生らは大学の管理する宿舎で生活しながら、約1年間にわたって科目履修生として単位修得を目指します。