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プレスリリース

総合数理学部 宮下芳明教授らが共同開発タッチ操作つきスマホVRゴーグルと対応アプリが発売!

2016年04月26日
明治大学

総合数理学部 宮下芳明教授らが共同開発
タッチ操作つきスマホVRゴーグルと対応アプリが発売!
~大学と企業の産学連携の成果~

 明治大学総合数理学部の宮下芳明教授・理工学研究科博士後期課程の加藤邦拓日本学術振興会特別研究員らが、株式会社WHITE(本社:東京都目黒区)と共同開発した、タッチインターフェースを搭載したダンボール製VRゴーグル「MilboxTouch」および対応VRゲームアプリ「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」が4月26日(火)に同社から発売されます。


■ MilboxTouch
MilboxTouchは、明治大学の研究成果であるExtensionSticker技術を応用したTouch Interface Moduleを搭載する、スマホ装着型VRゴーグルです。ユーザーはMilboxTouchの筐体側面に導電性インクで印刷されたTouch Interface Moduleを触ることで、ゴーグルの外側から、ゴーグルの内側に設置したスマートフォンのタップ、スクロール、スワイプといった操作を行うことができます。
従来のスマホ装着型VRゴーグルは、「首を振ることでの操作」のみでしたが、MilboxTouchでは「指でのタッチによる操作」が可能となり、VRの映像体験、ゲーム体験の幅を大きく広げることに成功しました。こうした外部から入力操作ができるスマホVRゴーグルは、MilboxTouchが世界初(※同社調べ)となります。
MilboxTouchは、SXSWでのファイナリスト選出に続きMicrosoft Innovation Awardにおいてファイナリストに選出され、Tech In Asia賞を受賞しました。(4月23日(土))
 
■ 「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」
「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」は、アプリをダウンロードしたスマートフォンを「MilboxTouch」にセットして装着することで、往年の大人気ゲーム「パックマン」を立体的かつ360度視野で楽しむことができるVRゲームアプリです。通常「パックマン」は、頭上から迷路全体を俯瞰して操作を行うゲームですが、「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」では自身が「パックマン」の世界に飛び込み、パックマン目線で迷路を進んでいくことができます。ゴーグルを頭にセットして行うゲームのため、深い没入感が生まれ、あたかも自分自身がゴーストに追いかけられているような強い臨場感を味わえることが特徴です。また、「MilboxTouch ver. VR PAC-MAN」は、ノーマルモードを選択することでスマートフォンだけを使って楽しむこともできます。その場合、立体視ではなく、360度視野でゲームを楽しむことができます。


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