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プレスリリース

総合数理学部 渡邊恵太准教授が開発。IoTモーター『Webmo』脳活動計測装置に対応、脳の活動に基づきモーター制御を実現。BCI/BMI研究スターターキットを販売開始

2017年05月18日
明治大学

総合数理学部 渡邊恵太准教授が開発
IoTモーター『Webmo』脳活動計測装置に対応、脳の活動に基づきモーター制御を実現
BCI/BMI研究スターターキットを販売開始

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科の渡邊恵太准教授が開発した、Webブラウザやスマートフォンから制御可能なIoTモーター『Webmo』を、株式会社日立ハイテクノロジーズの光トポグラフィ技術を応用した携帯型脳活動計測装置(HOT-1000)からの信号により制御可能にするBCI/BMI研究スターターキットが、シードルインタラクションデザイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:渡邊恵太)から発売されます。

近年、脳からコンピュータや機械を制御する手法としてBCI(Brain Computer Interface)、BMI(Brain Machine Interface)が注目されています。本プロダクトは、その入門として、手軽に脳活動の状態をWebmoに反映させることのできるBCI/BMIスターターキットです。前額部の生体信号を用いたニューロフィードバックにより、左右のモーターの回転制御を実現します。また心拍数の値をモーターに反映させることも可能です。脳活動の仕組みの学習や新しいインタフェースの実験試作に最適です。

Webmo

Webmoはウェブエンジニアやウェブデザイナーが使う言語(JavaScriptなど)を用いて、電子工作の知識なしに静音で高度なモーター制御を実現します。Wi-Fiやモータードライバ、MCUなどモジュールをモーターにワンパッケージにしたことで、モーター機能を利用したIoT開発の大幅な開発工程の短縮を実現し、IoTサービスへのアイデアの検討に集中できます。Webmoを利用することでWebと実世界と連動し、人の行動を直接支援するサービスの開発や人型にこだわらないロボットアプリケーションの試作が容易に行えます 。

シードルインタラクションデザイン株式会社

同社は、渡邊准教授が代表取締役を務める、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)のERATO事業(五十嵐デザインインタフェースプロジェクト)をきっかけとしたベンチャー企業です。(http://cidre.tokyo/

渡邊恵太研究室(http://www.persistent.org/

【研究内容】
■情報と身体を結びつける自己帰属感とそのインタラクション手法の研究
■脱ブラウザ化(IoTなど)を前提にした新しいインターネット体験の研究
■即応的な創造を可能にするツール、環境の研究

お問い合わせ先

研究内容に関するお問い合わせ

シードルインタラクションデザイン株式会社

Email:info@cidre.tokyo

取材・リリースに関するお問い合わせ

明治大学 広報課
TEL: 03-3296-4330

Email:koho@mics.meiji.ac.jp