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プレスリリース

明治大学政治経済学部 奥山雅之ゼミナールの2つのグループが 「第10回 SDGs学生小論文アワード 」by 住友理工 大賞および優秀賞受賞

2024年11月28日
明治大学

明治大学政治経済学部 奥山雅之ゼミナールの2つのグループが
「第10回 SDGs学生小論文アワード 」by 住友理工
大賞および優秀賞受賞

永瀬 翔大さん(左)儘田 咲さん(中央)庄野 花衣さん(右)永瀬 翔大さん(左)儘田 咲さん(中央)庄野 花衣さん(右)

  阿部 ひなたさん(左)山口 彩花さん(中央)石井 翔さん(右)  阿部 ひなたさん(左)山口 彩花さん(中央)石井 翔さん(右)

政治経済学部奥山雅之ゼミナールの2つのグループが、「第10回 SDGs学生小論文アワード」by 住友理工(審査委員長:高村ゆかり東京大学未来ビジョン研究センター教授)で大賞および優秀賞を受賞しました。

小論文の募集テーマは“「オープンイノベーション」で社会課題を解決するには”。社会課題の解決と事業の収益性を両立するためには、どのような視点でオープンイノベーションに取り組めばよいか、今後の社会、環境、経済の変化を踏まえて、学生ならではの独自の視点を提案するものです。論文の文字数は9500~10500字となっています。今回は、識者による選考会を経て、大賞(2作品)、優秀賞(3作品)の合計5作品が選ばれました。

今回の受賞者と論文タイトルは以下のとおりです。

受賞者

大賞

政治経済学部奥山雅之ゼミ3年
儘田 咲 庄野 花衣 永瀬 翔大

論文タイトル

プロデューサーシップで推進する地域のオープンイノベーション

受賞者

優秀賞

政治経済学部奥山雅之ゼミ3年
山口 彩花 石井 翔 阿部 ひなた

論文タイトル

「思いやり」からはじまるオープンイノベーションと地域創生

大賞に選ばれた論文「プロデューサーシップで推進する地域のオープンイノベーション」は、プロデューサーシップを軸に活動しているNPO法人ZESDAの富山県での取り組みを先行事例とし、ゼミ活動のひとつである福井県南越前町の特産品「吊るし柿」販売促進の実証実験を通じて、プロデューサーの役割が産業の開発・発展の鍵であることを示しました。

優秀賞に選ばれた「『思いやり』からはじまるオープンイノベーションと地域創生」は、福島県大熊町におけるゼミ活動の一環として実施した、キウイの廃棄部分を活用したアップサイクルを取り上げ、地域創生に向けたオープンイノベーションを実現していくうえで、「思いやり」が活動の円滑化やスピードアップを促進するだけでなく、「思いやり」という共通資源によって協力体制の基盤を確立するという「二重の思いやりの構造」が重要であることを示した論文です。

受賞各チーム代表者の声

儘田 咲さん(3年): 現在日本では産業の担い手不足が深刻化しており、地域経済の衰退が示唆されています。私たちは、オープンイノベーションが起こりにくい現状に問題意識を当て、幅広い人脈と知見を兼ね備えたプロデューサーが異なる資源や人材を結びつけ、新たな価値を創造する「プロデューサーシップ」の推進を提案しました。今回の経験を糧に、変化する時代と共に自分自身も成長できるよう、精進してまいります。

山口 彩花さん(3年): 私たちはゼミ活動を通じて、地域創生においてオープンイノベーションが非常に効果的であり、その成功には「思いやり」が重要な役割を果たすことに気付きました。そして、「思いやり」は活動を円滑に進めるだけでなく、協力体制を築くための共通の基盤ともなることを提案しました。今回の受賞を励みに、今後も「思いやり」を大切にし、地域創生に貢献できるよう一層努力してまいります。
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