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プレスリリース

法学部 勝田忠広教授が日本科学未来館での展示を監修 “福島原発事故から学ぶべき教訓“をテーマに公開中 『ハザードを5つの段階でとらえる—福島原発事故を例に—』

2020年09月23日
明治大学

法学部 勝田忠広教授が日本科学未来館での展示を監修
“福島原発事故から学ぶべき教訓“をテーマに公開中
『ハザードを5つの段階でとらえる—福島原発事故を例に—』

福島原発事故について学べるタッチパネル端末福島原発事故について学べるタッチパネル端末

このたび明治大学法学部 勝田忠広教授が「福島原発事故から学ぶべき教訓とは?」をテーマに監修した展示『ハザードを5つの段階でとらえる—福島原発事故を例に—』が9月16日(水)から、日本科学未来館(毛利衛館長)にて公開されました。

この展示は、さまざまな災害が起こるしくみを理解するとともに、その被害の大きさを体感することができる展示として2016年4月にオープンした常設展示「100億人でサバイバル」に追加されたコンテンツです。事故から10年が経とうとし、記憶の風化が指摘されるなか、事故の教訓を学びとり、安全な社会をどう築いていけばよいか、展示を通じてみなさんと考えます。
私たちのまわりには、災害となり得る危険の種(ハザード)がたくさん隠れています。災害から命を守るためには、隠れているハザードについて知り、そのハザードが現れた時のことを考えて準備をしておく必要があります。2011年に発生した福島第一原子力発電所の事故の時に姿を現したハザードとは、どのようなものだったのでしょう? 事故の経験から私たちはどのような教訓を学ぶ必要があるのでしょうか? 新しいコンテンツでは、タッチパネルを操作しながら、原子力発電という科学技術が持つリスク、リスクへの備え、さらに原発事故の直後からその後に生じた出来事と被害について、「危険の種に気づく」「正体を突き止める」「災害に備える」「被害を抑える」「経験を生かす」という5つの段階にわけて科学的なデータとともに見ていきます。そして、このようなハザードを経験した社会に、恩恵とリスクとを常にあわせ持つ科学技術に対する向き合い方を問いかけます。

日本科学未来館展示『「ハザードを5つの段階でとらえる—福島原発事故を例に—』

監修 勝田 忠広(明治大学法学部教授)
公開日 2020年9月16日(水)
場所 日本科学未来館 5階 常設展示「100億人でサバイバル」内
入館料 大人630円、18歳以下210円、小学生未満無料
開館時間 午前10時~午後5時 ※火曜休館
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在、来館には日時指定の事前予約が必要です
詳細URL https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/world/missionsurvival/
※「詳しい解説」からタッチパネルで紹介しているテキストと画像の一部をご覧いただけます。
お問い合わせ先

本件に関するお問い合わせ

日本科学未来館 事業部 事業推進課 広報・普及担当
TEL:03-3570-9192
MAIL:press@miraikan.jst.go.jp

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