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プレスリリース

捨てられていた食べ物を、美味しくいただく“微生物の魔法” 『熟成肉を手軽に!? エイジングシートがフードロスを救う』

2021年04月12日
明治大学

捨てられていた食べ物を、美味しくいただく“微生物の魔法”
『熟成肉を手軽に!? エイジングシートがフードロスを救う』
明治大学のオウンドメディア「Meiji.net(メイジネット)」は、身近な社会問題等を、本学の教員が自身の研究を通し、解説・提言を行う大学発の情報発信サイトです。
本学と社会をつなげることを目的とした本サイトの新たなコンテンツとして研究紹介アニメーション『Expand the World - Researches by Meiji University』を開始。
『熟成肉を手軽に!? エイジングシートがフードロスを救う』をテーマに公開しております。

捨てられていた食べ物を、美味しくいただく“微生物の魔法”

まだ食べることができるにもかかわらず、捨てられてしまう食品を“フードロス(食品ロス)”といいます。毎年世界で13億トンもの食べられる食品が廃棄され、日本では一年間に600万トン以上と推計されるフードロス。もったいないだけでなく、環境にも負担をかけています。でも、微生物学を研究する村上先生が企業と開発した「エイジングシート」なら、この問題を解決に導くかもしれません。それは、肉や魚の保存期間を伸ばし、さらに風味や食感を良くして美味しくするという、まるで“魔法”のような布。ヒントは、菌と酵素の働きである“熟成”です。そんな微生物が躍動する世界をのぞいてみましょう。

【教員プロフィール】 村上 周一郎(むらかみ しゅういちろう)

明治大学農学部 農芸化学科 微生物化学研究室 教授 専門は応用微生物学。自然界に存在する微生物を研究し、様々なテーマに応用。微生物を用いた地球温暖化ガスの削減、菌を利用した発酵食品、微生物酵素による機能性オリゴ糖の生産など、面白いと思ったものに何でも挑戦するジェネラリスト。
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