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プレスリリース

“少年法は「誰」のため?” 『「法律を破った人」と、共に生きるということ』

2021年06月02日
明治大学

 “少年法は「誰」のため?”
『「法律を破った人」と、共に生きるということ』
明治大学のオウンドメディア「Meiji.net(メイジネット)」は、身近な社会問題等を、本学の教員が自身の研究を通し、解説・提言を行う大学発の情報発信サイトです。
サイト内での新たなコンテンツとして、研究紹介アニメーション『Expand the World - Researches by Meiji University』を随時公開しています。
今回ご紹介するのは、『「法律を破った人」と、共に生きるということ』と題した研究紹介動画です。

“少年法は「誰」のため?”

2022年4月より、成人年齢が20歳から18歳に変わります。その中で、少年法の適用年齢の引き下げが検討されてきました。少年犯罪の件数は、ピークだった1980年代と比べ著しく減少していますが、「もっと厳しい罰を与えるべきだ」という声は少なくありません。
でも、そもそも少年法って、誰のために、何のためにあるのでしょう? なぜ、刑法と分けているのでしょうか?
「法律を破った人」のほとんどは、社会に帰ってきます。ちょっと視野を広げて、あらためて犯罪を抑止する方法を考えてみませんか。

【教員プロフィール】 上野 正雄(うえの まさお)

明治大学 法学部 教授
専門分野は、犯罪の原因と対策、犯罪者の処遇、そして裁判官時代から強く関心を持っていた少年法です。裁判所では数多くの刑事事件や少年事件を担当しました。「社会を犯罪から守る」ためにはどのような法律や制度が有効であるかを研究しています。
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