明治大学博物館は2022年7月8日(金)~8月7日(日)の期間、企画展「古代常陸の雄・三昧塚古墳」を開催します。本展示では、国内唯一の「金銅馬形飾付透彫冠」をはじめとする、茨城県三昧塚古墳の出土品や資料2000点以上を公開。茨城県外では過去最大となる規模の展示です。ミュージアムショップでは、企画展オリジナルグッズも販売予定です。
会期
2022年7月8日(金)~8月7日(日)
会場
明治大学博物館 特別展示室
(千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階)
開館時間
月曜~金曜 10:00~17:00(入館は16:30まで)
土曜 10:00~15:00(入館は14:30まで)
休館日:日曜(8月7日は10:00~16:00開館)
※最新の開館時間は
博物館ホームページでご確認下さい
料金
入館無料
三昧塚(さんまいづか)古墳は、5世紀末に現在の茨城県霞ケ浦北岸に築造された全長87mの前方後円墳です。1955年の発掘調査には、明治大学も協力しました。その際、国内では唯一の出土例となる金銅馬形飾付透彫冠をはじめ数千点に及ぶ副葬品が出土し、国の重要文化財に指定されています。
2022年3月には茨城県により全面的な保存修復が行われ、発見時に近い姿がよみがえりました。横矧板鋲留短甲(よこはぎいたびょうどめたんこう)(当館寄託資料)のほか、茨城県立歴史館が収蔵する冠、埴輪、大刀、銅鏡、ガラス玉など約40件、2000点以上に及ぶ主要資料群を茨城県外では過去最大となる規模で公開します。
企画展オリジナルグッズ①「おうじゃのかんむり」価格200円(税込)
~金銅馬形飾付透彫冠で、気分は権力者~
三昧塚古墳から出土し、国内では唯一の出土例となる「金銅馬形飾付透彫冠(国重要文化財)」を紙製の冠(原寸大:長さ60cm、高さ10cm)に仕立てました。こちらの冠の特徴である馬形飾や樹木状飾、唐草文や動物文の透かし彫りを、手に取ってご覧いただけます。展示ケース越しでは伝わりきらないサイズ感を頭に巻いて体感し、古墳時代に思いを馳せ、権力者の気分を味わって下さい。
企画展オリジナルグッズ②「三昧塚古墳メモパッド」価格300円(税込)
~前方後円墳×金銅馬形飾付透彫冠をデザイン~
三昧塚古墳の形状をモチーフに、金銅馬形飾付透彫冠の飾りや透かし彫りをデザインしました。メモ用紙の表面は書きやすさを重視し、前方後円墳を白抜き、上下には唐草文を配置しました。裏面は航空写真の三昧塚古墳に金銅馬形飾付透彫冠の飾りや透かし彫りをあしらっています。日常的に使いやすいA7サイズ・40枚です。学校、職場、家庭で使えば古墳トークのきっかけになるかもしれません!
販売開始日
2022年7月8日(金)から(売り切れ次第終了)
販売場所
明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン地下1F ミュージアムショップ
(〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1)