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プレスリリース

明治大学国際日本学部 山脇ゼミナールがメルカリと協力し中野区職員の「やさしい日本語コミュニケーション」研修を担当

2022年07月25日
明治大学

明治大学国際日本学部 山脇ゼミナールがメルカリと協力し
中野区職員の「やさしい日本語コミュニケーション」研修を担当

※本リリースは7月13日にメディア向けに先行配信したものです(情報解禁日:7月21日13:00)

 明治大学国際日本学部 山脇啓造ゼミナール(専門:多文化共生論)は、多国籍な社内環境で「やさしいコミュニケーション」を活用している株式会社メルカリと協力し、7月21日に中野区職員を対象とした「やさしい日本語コミュニケーション」研修を担当します。

研修の冒頭では山脇教授とメルカリの言語教育チーム担当者が講義を行い、その後、実際に「やさしい日本語」を使ってコミュニケーションをとるワークショップを、ゼミ学生たちが実施します。多文化共生を研究する教授・学生と、実際に社内で「やさしいコミュニケーション」を実践している企業が協力して提供する、全国的にも珍しい研修です。

日時

2022年7月21日(木)13:00~15:00

 開催場所

中野区産業振興センター ※報道関係者のみ参加できます。
所在地:中野区中野2-13-14

 

講座内容

13:00~14:30 やさしい日本語コミュニケーションセミナー

1.講演:「多文化共生について」(明治大学国際日本学部 山脇啓造教授)

2.講演:「やさしいコミュニケーションの重要性・マインドセットについて」(メルカリ Language Education Teamマネージャー・やさしい日本語トレーナー 親松雅代)

3.実践ワークショップ(担当;明治大学山脇ゼミ学生、メルカリLanguage Education Team イリス・コルテス)

14:30~15:00 登壇者への囲み取材

主催

中野区

協力

明治大学国際日本学部 山脇啓造ゼミ、株式会社メルカリ

 

取材申し込み

研修当日の取材をご希望の方は、お手数ですが7月20日(水)11:00までに下記入力フォームよりお申込みください。
→取材申し込みは締め切りました。


※研修の様子は、後日、大学HP等でお知らせします。

●「やさしい日本語」とは
日本語が母語でない人にも分かりやすいように配慮し、易しい語彙や構文で表現する日本語のことです。

2010年代前半以降、全国の外国人住民の数は大きく増加しました。コロナ禍によってその数はやや減少しましたが、2022年12月末現在では約277万人の外国人の方が日本で暮らしています。特に多いのが東京23区で、その中でも中野区は、区民全体の5%を占める約1万7000人が外国人住民です。コロナ禍では、外国人住民に対する情報提供や相談体制の整備が喫緊の課題となっています。


●山脇ゼミの取り組み
山脇ゼミは、多文化共生社会を目指し、2018年度から「やさしい日本語」の普及活動を行っています。中野区、豊島区での職員対象「やさしい日本語」研修をはじめ、小中高校生向けワークショップ、「やさしい日本語」学習のためのアプリ開発、「やさしい日本語」ラップのミュージック・ビデオの制作などに取り組んできました。


●メルカリの取り組み

メルカリは、多様なバックグランドを持つ社員が組織内でインクルーシブなコミュニケーションを実現するため、さまざまな言語施策に取り組んでいます。「やさしい日本語」と「やさしい英語」を組み合わせた「やさしいコミュニケーション」の講座を独自に開発するなど、語学力を強化するだけでなく、互いに歩み寄るコミュニケーションを目指しています。また、今後想定されるウクライナからの避難民への人道支援のため、ウクライナからの避難民の受け入れ団体が「やさしい日本語」を学べる機会を無償提供しています。本研修もその一環として開催されます。 


やさしい日本語ラップ「やさしい せかい」のMVやさしい日本語ラップ「やさしい せかい」のMV

2021年度の中野区での研修の様子2021年度の中野区での研修の様子

お問い合わせ先

<内容に関するお問い合わせ> 
明治大学 国際日本学部・山脇啓造ゼミナール MAIL: yamawaki.seminar@gmail.com

<取材に関するお問い合わせ> 
明治大学経営企画部広報課 TEL: 03-3296-4082 MAIL: koho@mics.meiji.ac.jp